【睡眠の悩み】「寝つきが悪い」「夜中に目を覚ます」「早く起きすぎてしまう」原因と改善策

執筆者:InRed編集部

毎晩ぐっすり眠れていますか? 寝付きが悪かったり、夜中に目が覚めてしまったり…睡眠に悩む人は少なくありません。どうすれば改善できるのか、医学博士の白濱龍太郎先生に教えてもらいました。

Q.眠りたいのに寝付けません

A.イヤなことを書き出してみる
その時に感じている不安や考えごとを淡々とノートに書き出してみましょう。イヤなこと、ストレスに感じることを吐き出すイメージです。気持ちが落ち着いて脳がクールダウンし、考えごとをせずに寝付けるようになります。

Q.夜中に何度も目が覚めます

A.体内時計を整えることで改善を期待
ストレスがあると心理的な緊張と脳の興奮によって、夜中に目が覚めやすくなってしまいます。ストレスを軽減させるほか、体内時計を整えることも効果的。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることを続けてみましょう。

Q.早く起きすぎてしまいます

A.入眠前に体や脳をリラックスさせて
睡眠が続かない原因となりうるのは、入眠前の飲食過多やアルコール、カフェイン。これらは極力避けましょう。また、軽いストレッチや瞑想、深呼吸などを行い、副交感神経に働きかけることも、熟睡効果を高めてくれます。

Q.眠っても疲れが取れません

A.心地よい寝室を作り、熟睡態勢に!
疲労回復効果が大きいのは、体と脳の両方が休めるノンレム睡眠のタイミング。自分の体に合う寝具を選ぶ、寝室を快適な温度・湿度に調節する、耳栓を活用するなど、心地よく眠れる環境を作ることで、ノンレム睡眠が起こりやすくなります。

Q.朝起きるのがしんどいです

A.熟睡への入眠スイッチを入れる習慣を
眠りが浅いことが原因です。とにかく睡眠の質を高める工夫を。寝る30分前からはスマホを見ないようにしましょう。また、就寝の1.5〜2時間前に、ぬるめのお湯にゆっくりとつかることも効果的。


教えてくれたのは……
医学博士・産業医 白濱龍太郎先生

睡眠、呼吸器内科、医療法人RESM 理事長。『熟睡法ベスト101』『ぐっすり眠る習慣』(アスコム)など著書も多数。

取材・文=渡辺麻衣子

※InRed2024年1月・2月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

KEYWORD

この記事を書いた人

InRed編集部

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

Twitter:@InRed_tkj
Instagram:@inrededitor

記事一覧へ戻る

KEYWORD

SNS SHARE

Related Article