【岸 優太】映画『Gメン』で初主演!「一生忘れられない作品になった」
今夏の話題作『Gメン』で映画初主演を飾る岸優太さん。「自分に近い役だった」と話す今回演じた役についてや、撮影中のエピソードなどについて聞きました!
Profile
岸 優太
きし・ゆうた 1995年9月29日生まれ、埼玉県出身。近年の主な出演作は、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ニセコイ』、ドラマ「すきすきワンワン!」など。
役と自分の境がないぐらい自分に近い役だった
何事にも全力で、不器用なほど真っすぐ。空回りすることもあるけど、常に前向きで全力なポジティブ男子。岸さんが初主演映画『Gメン』で演じる主人公、門松勝太は、誰からも愛されるキャラクター。勝太と岸さん自身に通じるところが多々感じられるが、演じた本人も撮影中、「勝太なのか、自分なのかわからなくなることがあった」という。
「監督の何も考えずやってほしいという演出もあって、実際何も考えず、その場の空気を感じとって演じさせてもらいました。それは初めての感覚で、自分にとっては怖さもありましたが、完成作を見て、監督がやりたかったのはこういうことなんだって思いました。自分と役の境がない感覚というか。それが一番役に近づくことなんだって思いました。キャラクターについて自分で考えてお芝居をするというより、自分から出るものがよいこともあるんだな、と。監督が僕に合うやり方でアドバイスしてくださったんだと思います」
岸さんと勝太の共通点は?
「何事に対しても、120%全力でやるところですね。そして、その後引き算していく。できる限りのことをやって、減らしていく作業の方が楽なんですよね。あと、仲間想いのところも。仲間がいないと、自分という人間は生きていけないと思います。周りの人たちありきなので、勝太のように仲間を大切にしたいですね」