InRed女子の働くこと、育てること ~みんな、どうしてる?~
【営業職・4歳児ママ】

「実家の近くに移り住むことで、気持ちに余裕が生まれました」

 今回お話を伺ったのは、国分首都圏株式会社に勤務する遠藤真紀さん。マーケティング部商品課で営業を担当。プライベートでは4歳の女の子のママで、都内で夫と娘の3人暮らし。

 自社商品も展開する老舗の食品卸売業の国分グループで働く遠藤さん。「自社のオリジナルブランドの食品の営業をしています。デスクにいることが少なく、商談先を飛び回っているので始業時間もまちまちですが、フレックスタイム制をフル活用しています」。お得意先の商品開発に携わったり、商品の知識を深めるために製造工場に行ったりと、その業務は多岐にわたる。「商品がどのように作られていくかの過程を見ておくことは勉強になりますし、商談の際にも役立っています」。

 プライベートでは4歳の女の子のママ。同期の中では結婚も出産も早いほうだった。「取り残されているという感じはありましたが、復帰し、育児をしながら働くという視点で色々な経験もできてよかったなと今は思っています」。復帰する際には不安もあったそう。「毎日のスケジュールも日々違うので、最初こそ不安でしたが、部署のメンバーや夫のサポートもありやっていけています。何より実家のすぐ近くに引っ越ししたことが大きな心の支えになっていますね」。

 娘には、楽しく働かせてもらってありがとうという気持ちを日々伝えている。「復帰の際に決めたことは、後ろめたい気持ちを持って子育てしないことでした。よくおしゃべりし、逞しく育ってくれていて感謝です」。

商談先では、商品を必ず試食してもらうそう。「パウチなどの食品は一度調理が入るため、商
談先の調理室を借りることも。新商品を試してもらう時は緊張します」

遠藤さんの一日のタイムスケジュール

睡眠を多めにとり、日々の活力に役立てるようにしている。

毎日を頑張れるのはコレのおかげ!

「夫と共通の趣味のワインとおつまみ」

ソムリエの資格を取得するために猛勉強し、無事合格。「仕事で役に立つ上、ワインは夫も好きなので、夫婦の楽しみでもあります。おつまみには素材本来の味を楽しめる自社の缶詰がお気に入り」

「電化製品に頼って家事を極力時短!」

掃除はルンバに頼っているそう。「自宅をオール電化にして、時短ができる家電はルンバに限らずフル活用しています」

「平日の夜でも親子で映画鑑賞」

映画鑑賞が趣味の遠藤さん。自宅でもNetflixやディズニーチャンネルを見るのが息抜き。「平日の夕食後に時間ができると娘と映画鑑賞。1時間以上の映画も集中して見ているので、娘も好きなのだと思います」

「時間がないときのお助けアイテム」

外回りで時間が押してしまい夕食が作れないこともある。「そんな時の救世主が自社製品のレトルト総菜です。副菜も充実しているので、あと一品ほしい時にも大活躍」

撮影=大村聡志 取材・文=中村三枝子

※InRed2023年2月号より。情報は雑誌掲載時のものになります
※画像・イラスト・文章の無断掲載はご遠慮ください

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