InRed女子の働くこと、育てること ~みんな、どうしてる?~
【バイヤー職・7歳児ママ】

「仕事への理解が深い夫と二人三脚で、仕事と育児に奮闘しています」

 今回お話を伺ったのは、株式会社ユナイテッドアローズに勤務する和泉啓子さん。ウィメンズバイヤーを務める。プライベートでは7歳の女の子のママ。都内で同社勤務の夫と3人で暮らす。

 国内外のセレクトとオリジナルを展開する人気セレクトショップ、ユナイテッドアローズのウィメンズのバイヤーとして活躍する和泉さん。「学生の頃から憧れていた職業につけて、日々充実しています」と語る。
 
 ショップ勤務を経て、2013年にアシスタントバイヤーとして本社に勤務。その3年後に妊娠・出産・育休を経て復帰する。「出産した頃は育児をしながらバイヤーの仕事をするのは難しいかなと考えた時期もありました」。そんな彼女の背中を押したのが、上司と夫。「上司から戻ってきてほしいと言ってもらえて、とても励みになりました。夫の“続けてみれば?”の一言も大きかったです」。

 復帰当時は雑貨のバイヤーとして年に数回は海外への出張もあったという。「長期で家を空ける時は、夫が育児や家事を担当。もともと洗濯も掃除も私より上手で、子育てにも積極的なので頼もしい存在です」。

 現在は小学生になった娘に合わせて、時短で仕事をこなしている。「学童保育から娘が帰る時間に合わせて、私も家に帰るようにしています。家で娘の話をゆっくり聞くのはお風呂タイム。その日の出来事や学校で
の様子を聞くのが日課で、楽しみな時間です」。

 そんな和泉さんの仕事と子育ての両立のモットーは「完璧を求めないこと。神経を使いすぎないことも心掛けています」。

国内外の展示会を巡り買い付けを行うため、外回りの時間も多い。「展示会の多い時期は朝から夕方まで外回りのことも。今は海外ブランドのいくつかはオンラインで買付けしており、長期の出張はしばらく行けていません」

和泉さんの一日のタイムスケジュール

朝食の時間が夫とのコミュニケーション時間になっている

毎日を頑張れるのはコレのおかげ!

「娘からの手紙にいつも励まされます」

娘からもらった手紙は大切に保管しているそう。「娘からの手紙は宝物。いつも励まされています」

「ワンプレートだと洗い物も少なくて楽!」

平日は夫の帰りが遅く、夕食は娘と2人で食べることが多いそう。「なるべく洗い物を減らしたいので、ワンプレートご飯にすることが多めです。フランスのメーカー、エコボのプレートを愛用しています。娘の友達がくると、お子さまプレートみたいにして出すと喜んでくれます」

「美容マスクで日々のケアを」

毎日欠かさない美容マスクは「サボリーノ」を愛用。「このマスクは1分でスキンケアが完了という手軽さが気に入っています。夜は化粧水の後、このマスクで欠かさず保湿ケアをしています」

「初めて推しができて、生活が潤っています」

「娘と推し活中のBTS。オフィシャルスティックライトは未使用ですが、彼らのライブを見に行くその日まで、大切に取っておきます」

撮影=大村聡志 取材・文=中村三枝子

※InRed2023年1月号より。情報は雑誌掲載時のものになります
※画像・イラスト・文章の無断掲載はご遠慮ください

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