【KID PHENOMENON】【THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE】個性豊かな２組の“NEO EXILE”に注目

オーディション“iCON Z”をきっかけに誕生、デビューを果たした“NEO EXILE”と呼ばれる4組。そのうちのKID PHENOMENONとTHE JET BOY BANGERZが同時期に新曲をリリース！

それぞれの個性を生かし、ブレイクまで王手

EXILE、GENERATIONSをはじめ、日本を代表する多くのアーティストが所属しているLDH。そのLDHが主催した応募者4.8万人が参加した、史上最大級のオーディション『iCON Z』から、多くのダンス＆ボーカルグループが誕生しました。今後、“EXILE TRIBE”の一員として、さらに駆け上がっていくであろう、2組を紹介します。

　まずは、平均年齢18歳、ヒップホップやロックなどのミクスチャーサウンドに、ティーン特有の等身大の気持ちを爆発させるKID PHENOMENON。熱い思いを乗せたロック調の「存在証明」などをエネルギッシュに届けたかと思えば、新曲「雨上がりのDiary 」では、自分たちの弱さや孤独を自ら歌詞に託し、それでもこの仲間と一緒にいたいという強い絆をバラードに乗せて歌うなど、まっすぐに、素直に気持ちを曲に乗せてくれるので、聴けば応援したくなるはずです。強めな楽曲と、カラフルな衣装など、個性的なビジュアルが印象的ですが、当の本人たちは、メンバー全員で一緒に暮らし、話し出すと男子高校生の休み時間のようなワチャワチャを見せ、元気いっぱい！

　同時にデビューを果たしたTHE JET BOY BANGERZは、大人の魅力を感じさせてくれる平均年齢21歳の10 人組グループ。彼らのパフォーマンスを見ればすぐにわかるのが、テクニカルでパワフルという、高レベルなダンス。実はダンスのプロリーグ“Ｄリーグ”でプロダンサーとして活躍するメンバーも多く所属。さらにボーカルにはすでにメジャーデビュー経験のあるメンバーがいたりと、まさにプロ集団。大人数を生かしたダンスパフォーマンスと、耳に残るビートが効いた中毒性のあるサウンド、圧倒的な歌唱力に夢中になること間違いなし！

　デビューからまだ日が浅い彼らですが、リリースごとに自分たちの強い個性を自覚し、さまざまな楽曲でパフォーマンスを見せてくれています。今後、彼らがどんな成長を遂げるのか、いまから見守っていきましょう！

『PHENOMENON』KID PHENOMENON

グループ名と今作のタイトルにもなっている「PHENOMENON」は、“現象”という意味を持ち、世の中に新しい現象を起こしてほしいという期待が込められている。今作もノンジャンルに、自由に音楽を楽しむ彼らをたっぷりと感じることができる良盤だ。

Sony Music Labels／完全生産限定盤MOVIE Ver. ¥7,700、通常盤¥3,000／発売中

profile:KID PHENOMENON
夫松健介、遠藤翼空、岡尾琥珀、川口蒼真、佐藤峻乃介、山本光汰、鈴木瑠偉による7人組ダンスボーカルグループ。2023年8月に「Wheelie」でデビュー。同年11月に発売した「存在証明」は、アニメ「るろうに剣心　―明治刺客浪漫譚―」のEDテーマとして話題となり、ロングヒットをし続けている。

『JET BOY』THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE

待望の1stアルバムが完成！　リード曲「B.A.D（Breaking All Destinations）」のほか、アニメ「青のミブロ」エンディング主題歌の疾走感あふれるロックダンスチューン「UNBREAKABLE」、ドラマ「五十嵐夫妻は偽装他人」オープニング曲「LOVE/HATE」も収録。

Sony Music Labels／初回生産限定盤（MV盤）¥5,900、初回生産限定盤（LIVE盤）¥5,900、通常盤¥3,600／2月19日発売

profile:THE JET BOY BANGERZ from EXILE TRIBE
宇原雄飛、エイロン、石川晃多、田中彰、桑原巧光、佐藤陽、古嶋滝、NOSUKE、佐藤蒼虎、中村碧による、圧倒的な実力を持つ10人組ダンス＆ボーカルグループ。グループ名には、“騒がしい個性が集まって、ジェットエンジンのように燃え盛る”という意味が込められている。

※InRed2025年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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