最新の脳科学で「自己肯定感アップ」!幸せを呼ぶ“ポジティブ脳”とは?

執筆者:InRed編集部

ポジティブ脳 イメージイラスト

脳がバランスよく働けば自然にポジティブになる

 自分の価値を認め、存在を肯定する感覚を「自己肯定感」といいます。ポジティブで自己肯定感が高い人は、そのことをまったく意識してないことがほとんどです。彼らの脳はバランスよくクリアに働き、よい自己肯定感を作る“ポジティブ脳”といえます。

 脳は似た働きをする部位ごとに8つの脳番地に分かれます。それらが連携して柔軟に働いているとどんな状況にも適切に対応でき、自然にポジティブになります。とはいえ、誰でもこれまでの脳の使い方によって偏りがあるもの。運動が苦手と感じたり、逆に文章表現が得意と感じることは脳の偏りの表れです。

 同じように、自己肯定も自己否定も一種の脳のクセです。自己肯定感の低い人はちゃんと能力があるにもかかわらず、過去の経験から「私はダメだ」と思い込む脳の回路が出来上がっていて、脳がうまく働かずにフリーズ状態に。同じ環境で同じことを繰り返しているとクセが脳に刷り込まれ、ますますバランスが崩れてしまいます。

 こうした悪循環から抜け出すためには、正しい自己認識を持つことが重要です。自分の強みと弱み、価値観、好きなことなどを言語化して、自分を知りましょう。思い込みから解放されて、ありのままの自分を認められるようになることが、ポジティブ脳への第一歩です。

※「脳番地」(商標登録第5056139/第5264859)は脳の学校の登録商標です。

失敗は成長の糧と考えてポジティブ脳を育てる

 また、他人や社会から認められることや褒められることを拠り所にしてしまうと、あいまいで不安定な評価に振り回されて、「大丈夫かな」といつも自分を疑ってしまうことに。まわりから否定されても「私はこれでいい」と思える自己基準を持つことが心の安定につながり、ポジティブ脳が育っていきます。

 そのためには、脳に刺激を与えてフリーズした回路を動かすことがポイント。そして、失敗を成長の糧と受け止めてポジティブ変換して、負のスパイラルから脱却しましょう。次ページで具体的な方法を紹介していますので参考にしてみてください。

 自己肯定感は1~2週間で変動するもの。下がったら上げる、上げたら維持する努力を続けることが必要です。脳は一生成長し続け、自己否定に気づけば自然にそれを回復しようとします。脳の回路を書き換えて、明るくポジティブに過ごしましょう。

この記事を書いた人

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

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