【ライブレポ】TOMORROW X TOGETHER 「僕たちの天国はMOAと一緒にいる時間」ワールドツアーファイナル東京公演をレポート!【MCほぼ全文あり】
執筆者:小池 遥
5人の個性が光る鮮やかなソロステージ
BEOMGYU(ボムギュ)は韓服に身を包み儚くもダイナミックに舞う
(P)&(C) BIGHIT MUSIC
ヴィジュアルの美しさが際立つブルーの韓服を纏い、ステージに現れたBOMUGYUは、動くたびに扇子や衣装がたなびき幻想的なムードでため息がでるほど。時折見せる切なげな表情や、はにかむような笑顔がスクリーンに映し出されるたびにMOAからの歓声が上がる。
TAEHYUN(テヒョン)は肉体美を余すことなく披露!
(P)&(C) BIGHIT MUSIC
日頃から運動を欠かさず、ストイックなTAEHYUNの肉体美が際立つタンクトップ姿。パワフルで力強いダンスに加え、腹筋をチラっと見せるパフォーマンスで会場を虜に。途中のMCでは「今日で腹筋を封印するよ」と言ってMOAたちから悲鳴があがる場面も。
YEONJUN(ヨンジュン)のソロ曲『GGUM』で最高潮の盛り上がり!
(P)&(C) BIGHIT MUSIC
イントロが流れた瞬間から会場中が沸騰するYEONJUNのソロ曲『GGUM』。このツアー中、楽曲冒頭でメンバーがそれぞれ個性豊かにYEONJUNを紹介していたが、今回はラストとということもあり全員が登場。「YJ!」と叫び、ファンたちを喜ばせた。曲の最後にはアカペラで歌うと、MOAたちのもそれに応えるようなやりとりもあり、会場を圧倒的に掌握した。
水しぶきが舞うドラムセットを操るHUENINGKAI(ヒュニンカイ)
(P)&(C) BIGHIT MUSIC
楽器が得意なHUENINGKAIは、ドラムをハードに奏でてパフォーマンス。今回はドラムセットに水を張り、叩くたびに水しぶきが上がるクールな演出で、ラストにKポーズ(KAIのKを模したもの)を決めた。その彫刻のようなビジュアルからは想像もつかないダイナミックな演奏で個性を見せた。
SOOBIN(スビン)は色気を纏った繊細な踊りで魅了
(P)&(C) BIGHIT MUSIC
ソロステージのラストはリーダーのSOOBIN。白シャツとデニムという爽やかなスタイリングが、彼が持つ天性の魅力を引き出す。冒頭、寝転んだ状態で白い布で目を覆い登場。布をめくるとスクリーンにアップで映し出された彼と目が合う。布を使った繊細な動きは爽快感がありながらも、儚く大人の色気を感じさせた。最後のMCでは「実は、パフォーマンスチームと相談した際に、とてもエネルギッシュで激しく、現代舞踊的なものは避けてほしいと伝えたが、それがそのまま持ってこられました(笑)」と秘話も教えてくれた。
この記事を書いた人
出版社、IT企業を経てフリーランスに。雑誌、WEBメディア等でファッションから美容、エンタメまで、”なんでもやってみよう”精神をモットー。K-POPの流れから、アジア圏のインディーバンドが気になる今日この頃。SNSは見る専、英語と韓国語を勉強中。
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