web限定カット【田中みな実】いつまでもみずみずしく、ハツラツとしていたい
執筆者:東海林その子
InRed2023年12月号のカバーに登場してくれた、田中みな実さん。田中さんが年齢を重ねていく中で大切にしている“自分らしさ”についてお伺いしました。
PROFILE
たなか・みなみ/1986年11月23日生まれ、埼玉県出身。2009年TBSにアナウンサーとして入社し、2014年にフリーに。2019年からは俳優としても活動をスタートし、「あなたがしてくれなくても」「最愛」など話題作に出演。
おばあちゃんになっても瑞々しく、ハツラツとしていたい
30代半ばを過ぎてから、いかにヘルシーでいられるかが大切だと気づいた。
「10代の頃は学校の朝礼で貧血で倒れちゃうような、江國香織さんの小説に出てくる儚げな女の子に憧れました。でも30代後半ともなれば、儚げすぎると心配されちゃう(笑)。今年珍しく夏バテをして痩せてしまって。昔なら痩せられてラッキーくらいにしか思わなかったけど、今回は随分周りの人たちにご心配をおかけしました。日頃から健康的に暮らすことの大切さ、自分に矢印を向けられる余裕を持つことの大切さに改めて気付かされました。『三食しっかり食べる』『暴飲暴食はしない』『ちゃんと寝る』子どもの頃に親や祖父母に言われていたことは真理で、本当にバカにできない。ホルモンや精神面でバランスを崩しやすい年齢になってきた自覚もあるから、あらゆる不調を跳ね返せるような鋼のメンタルと体を手に入れたい!」
特に美容においては、年齢を経ていくことが一番の課題でもある。
「でも、そこはうまく付き合っていく他ないですよね。若くいようと焦れば焦るほど憔悴しそう。『イタイおばさん』などと揶揄されても、そういう人もいずれおばさんになるわけです。シミやシワが増えて、髪の毛が細くなったり薄くなったりするのも自然の摂理。エイジングケアで目いっぱい抗ってはみるけれど、何はなくとも健康第一! 目標は、みずみずしくハツラツとした可愛いおばあちゃんになることなので、そこを目指して心地よいと感じる選択をしていきたいです。」
この記事を書いた人
出版社を経てフリーライターに。ファッション誌、エンタメ誌、web媒体などでインタビュー・執筆。現在、田中みな実さん、山本彩さんの連載など雑誌smartで担当。アイドル、アニメ、食、ドラマなど幅広く興味あり。最近は韓国語を勉強中。
Twitter:@sonokotokairin