【熱中症対策】キウイ×発酵食品のパワーレシピ。カラダの内側から暑さに負けないケアを!
執筆者:InRed編集部
熱中症対策には、熱中症の前段階である「脱水」を防ぐことが大切ですが、水分摂取とともに意識したいのが、「腸のケア」。
熱中症と腸の健康は無関係と思われがちですが、腸内環境との関係の研究が進んでおり、熱中症にならないためには、腸を健康に保つことも重要とわかってきました。
キウイは夏のレスキューフード。発酵食品と一緒に摂って腸内環境を整えよう
「食物繊維」は善玉菌のエサになって腸の健康をサポートします。「グリーンキウイ」は食物繊維含有量が高く、100g当たりで約2.6gの食物繊維が摂取できます。
さらに、キウイには、熱中症対策に必要な5つの栄養素のうち、「糖・カリウム・マグネシウム・カルシウム」がバランスよく含まれており、汗で失われがちなミネラル類も一緒に摂取できます。
発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌、麹菌などが含まれており、それらの微生物(善玉菌)による腸に良い働きが期待できるので、食物繊維と一緒に乳酸菌入り飲料やヨーグルト等の発酵食品をとるのも良いでしょう。
教えてくれたのは【谷口 英喜先生】
『熱中症は予防効果の大きい病気です。これからの暑い季節には、熱中症予防として水分、ミネラル、栄養素の摂取だけでなく、それらを取り込む場所である「腸」のケアも大事です。実は、それらの、ほとんどが小腸で吸収されるのです。』
また、小腸にはヒトの免疫細胞の7割が存在しています。大腸は、食べ物が口から入り肛門から便として出るまでの一本の管(消化管)の一部になります。大腸でも水分とミネラルが吸収され、便を作り多量の腸内の細菌を排泄してくれます。このように、「腸」は吸収、排泄、免疫能の中心的役割を担っているので、「腸」の環境維持は熱中症予防に欠かせません。』
この記事を書いた人
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