【10分だけで片付く】整理収納アドバイザーの実践する5つの帰宅時ルーティン
執筆者:宝島社ムック局
いつもきれいな部屋で過ごしたいけれど、気づくと部屋が散らかってしまう…。それは、「片付け」への考え方が間違っているからかも?『片付けは思考が9割!』著者の整理収納アドバイザー・まあちさんに、散らからないためのおすすめ帰宅後ルーティンを伺いました。
お話を伺ったのは……整理収納アドバイザー まあちさん
大阪府在住。夫、息子(小3)との3人暮らし。13年間の一般事務職を経て、2020年にフリーランスとして独立。Instagramフォロワー数11 万人超(2023 年10月現在)。音声プラットフォームVoicyでは、2022 年年間ランキングと2023年上半期ランキングの「くらし」部門で1位を獲得。整理収納だけでなく、気持ちや思考を整えるヒントも発信している。整理収納の個別オンラインレッスンでは、SNS発信にまつわる相談も好評。2022年11月、Kindle 本『何から始めたらいいかわからない人のための整理思考法』を上梓。11月6日にTJMOOK『片付けは思考が9割!』が発売。
「片付け」の順序を守って、脱・リバウンド!
「私自身も面倒くさがりな性格ですが、そんな私でも今では『10分で片付く家』で暮らしています。その理由は、『整理・収納・片付け』の考え方を知ったから。最初から片付けに着手するのではなく、整理→収納→片付けという順番を守り、土台から固めていくことでリバウンドを防ぐことができます」
整理収納アドバイザー・まあち流
「5つの帰宅後ルーティン」で散らかり防止!
「キレイをキープするためには、習慣化がとても大切。今回はSNSでも反響の大きかった、片付けの手間をグッと減らすための、私の帰宅直後の5つのルーティンを紹介します」
①鍵はマグネット式ツールホルダーに
「帰宅したらまずは、玄関の壁面に取り付けたツールホルダーを定位置にしています。マグネットバー全体が強力なマグネットになっているので、ピタッとくっつけるだけでOK。サッと収納できて、出かける時も手に取りやすく」
②不要なチラシは玄関でポイッ
「ポストに入ったチラシ類。リビングまで持ち込むとついつい机の上などに放置…。そうならないために、チラシ類は玄関で即確認し、不要なものはその場で処分するようにしています。玄関の壁に小さいゴミ箱を設置し、玄関より先には持ち込みません。ゴミ箱はかがまなくても届く高さに設置すると、動作もラクになっておすすめです。ついでに足元にシュレッダーを設置しておけば、個人情報記載のDMもその場で処分できます」
③カバンの定位置は導線上に
「無造作に置いてしまいやすいカバンは、帰宅後の導線上に定位置を設けておくのがベスト。我が家では、リビングに入ってすぐの場所に取り付けた3連ハンガーのフックに掛けるようにしています」
④上着はリビングのハンガーラックに
「つい椅子の背などを一時置きにしてしまいがちな上着類も、散らかりやすいモノの代表格。特に秋冬のアウター類は脱ぎっぱなしになりがちです。我が家では、個人の部屋に持ち帰るのではなく、リビングにハンガーラックを設置することで回避しています」
⑤エアコンのリモコンも導線上にあるとラク
「エアコンを使う季節になると私の場合、カバンを置いたらすぐにエアコンリモコンを手に取ります。ということは、カバン置き場のすぐ横がリモコンのベストポジション。リモコンを探したり、移動したりする手間がなく、使った後もサッと元に戻せるので、これも帰宅後の導線上に組み込んでおくのがおすすめです」
\まあちさんの片付け術をもっと知りたい人はチェック/
TJMOOK 片付けは思考が9割!(宝島社)
撮影=橋本正樹
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
KEYWORD
この記事を書いた人
世の中の“今”をフルカバーする宝島社のムック本編集部。累計700万部突破の大人気『syunkoカフェごはん』シリーズ、『2品だからうまくいく!#りなてぃ流2品献立』などのレシピムック、アイドルムック『CHEER』、ライフスタイルムック『60歳を過ぎたらひとりを愉しむ100のこと』、人気飲食チェーンFANBOOKシリーズなど、幅広いジャンルのムック本を制作しています。公式SNSでは日々最新情報を発信中。
Twitter:@TakarajimaMook
Instagram:@mook.tkj