【神崎恵】ヘルシーで美しい人とは?“美しさだけではない軸で自分の価値を見いだしている”
執筆者:InRed編集部
自分の“心地よさ”を大切に“今”に集中して前を向く
確かに神崎さんの魅力って、見た目の美しさだけではない“軸”にあるのかも。神崎さん自身は、ヘルシーに過ごすために何を意識している?
「先ほどの“小奇麗”な人を目指している話にも通じるのですが、自分が心地いい・気持ちいいと思うこと・ものを大切にしていますね。それを突き詰めることが、内面を豊かにすることに繋がると思うんです。例えば、白いハンカチにピンとアイロンをかけたり、家で食事をする時は、一人だとしてもテーブルコーディネイトを楽しんだり……。運動も、ボディメイクというよりも、自分が豊かになるために続けていること。
見た目って一瞬でゆらぐけど、そういった自分を豊かにするために積み重ねてきたものって、ちょっとやそっとではゆらぎにくいんですよ。だからこそ、自分が心地悪いと思うものは徹底的に排除したほうがいい。美容やファッション、環境や人間関係にも言えますよね。例えば見た目が可愛いニットでも、重たかったり、着心地が悪いものは着ていられないじゃないですか。人間関係だって、居心地が悪いのに付き合っていたら、ストレスになるだけ。ちょっとでも心地が悪かったら、距離を取っていいんです。
30代・40代ってライフステージが変化し、環境も人間関係も、見た目だって大きく変わっていく時期。変化するのは当たり前なことだから、そこに執着する必要なんてないんです。人間関係にしろ、見た目の若さにしろ、振り返った時に見えるものって絶対に変えられないから、見ないほうがいい。これから先、前はいくらでも変えられる。だからこそ、今の自分に集中して前を見て生きる。それが大事かな」
ニット¥33,000(レリタージュ マルティニーク)、お花ビスチェ¥35,200(MARGE/ともにマルティニーク ルミネ横浜) パンツ¥19,800(ジャーナル スタンダード レサージュ/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店) バングル¥47,300(ビジュードエム/ビジュードエム六本木ヒルズ)
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Model & Make-up=Megumi Kanzaki Photograph=Shohei Kanaya Styling=Yasuko Ishizeki Hair=Maki Akabane<Un ami> Text=Emi Taniguchi
※InRed2025年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
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