【神崎恵】ヘルシーで美しい人とは?“美しさだけではない軸で自分の価値を見いだしている”

執筆者:InRed編集部

神崎 恵

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本当の意味での美しい人とは、心身ともに健やかであることが大前提。そこで、ヘルシーな美しさを自ら体現している美容家・神崎恵さんに、健やかに生きるためのヒントを教えてもらいます。

神崎 恵
かんざきめぐみ/1975年生まれ。美容誌をはじめ、多くのメディアで活躍する人気美容家。著書累計発行部数170万部以上。昨年からスタートしたYouTube『神崎恵/Megumi Kanzaki』も話題。

見た目の美しさだけに自分の価値を見いださない

 年齢を重ねるごとに輝きを増している神崎恵さんは、まさに“ヘルシー&ビューティ”の代表格。そんな彼女が思う、ヘルシーな美しい人とは?

「美しさ=外見にとらわれがちだけど、それだけではないんですよね。自分に対し、丁寧に接することができているかが重要になってくる。食事や運動、睡眠などの普段の生活習慣だったり、自分に対して無理をしたり、嘘をついたりしないこともそう。

 だけど、丁寧さが即見た目の美しさに繋がるのかと問われたら、正直時間がかかるだろうし、確約できるわけでもない。だから、表面の整え方を知り、味方につけながら、内面も豊かにしていく。そのバランス感が大事なんじゃないかなって思うんです。

 そういった意味で、私は最近“小奇麗”な人を目指していて。“小奇麗”という言葉って、ちょっと間違った解釈をされることが多いのですが、清潔感があり、気持ちのいい美しさを指すんですよ。身なりを整えながらも、美に執着しすぎない。そのバランスがすごくしっくりきたんですよね。“奇麗になりたい”と思うことはポジティブだし、努力できるのは素晴らしいこと。見た目が力になってくれることもあるしね。だけど、そこだけに自分の価値を見いださないことが大事なのかなって。

 私自身、素敵だな、奇麗だなと思う方って、みんな美しさだけではない軸で自分の価値を見いだしているんですよね。美容にもほどよい距離感があることで、ちょっとシワができても、たるみが出てきても、そこまで心が重たくならない。そうした余裕に軽やかさが生まれ、風通しがよくなる。その風通しこそ、ヘルシーさに繋がるんじゃないかなって思うんです」

この記事を書いた人

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

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