産後生理が重くなった?不眠がツライ!【30代が知っておくべき!妊娠中・産前&産後のお悩みベストアンサー】
執筆者:InRed編集部
妊娠中や産前&産後、30代女性が身体を整え快適に過ごすためのコツを産婦人科医・海老根先生がアドバイスします。出産後、休むひまなく始まる育児、女性ホルモン分泌量の変化など……、あらゆる要因で出現する産後の身体の不調はこう対策!
Q 不眠に悩まされています(Y・Oさん/32歳)
A ホルモンの急激な変動に身体が適応しきれず、睡眠の質やリズムに影響を及ぼすのが原因
「夜泣きや赤ちゃんの世話、慣れない育児のストレスなど緊張や不安から眠れなくなってしまうというのがほとんど。でもそれは、赤ちゃんをしっかり育て、守ろうとしている責任感のある証拠。日中、赤ちゃんと同じリズムで休養を取りながらゆったりと過ごしたり、家族と協力して睡眠時間を取れるようにしたりすることが大切です。赤ちゃんは生後半年を過ぎると授乳回数や睡眠リズムが整ってくる傾向にあるので、周囲の協力を得て、程よく家事も手を抜くなどして、疲労を蓄積させないことが肝心です。」(海老根先生)
【お助けアイテム】kukkaのピローミスト
落ち着いたハーブの香り。枕や寝具にワンプッシュするだけで心地よい睡眠へと誘われる。眠れるアロマ専門店kukka ピローミスト #4 25mL ¥4,980(コスメキッチン)
Q 産後、生理が重くなり、経血量も増えた印象です……(Y・Sさん/32歳)
A 産前と比べて変化があるかもしれないけど、少し様子を見ましょう
「ホルモンバランスの乱れや出産で子宮が大きくなったことで生理の出血量が増える人もいます。だからといって貧血になるかというと、そうではない人が多く、数カ月経過しホルモンバランスが安定してくると少しずつ軽快していくケースがほとんど。しかし、どんどん症状が重くなったり出血量も増えていくようなら、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が潜んでいる場合もあるので、様子を見てみて。」(海老根先生)
教えてくれたのは
白金高輪 海老根ウィメンズクリニック 院長
海老根真由美先生
埼玉医科大学大学院修了。日本産婦人科学会専門医、日本周産期メンタルヘルス研究会評議員など。産婦人科、婦人科、小児科、内科など患者の不調に寄り添い、女性一人ひとりのライフスタイルに合わせた、心と身体のトータルケアクリニック「白金高輪 海老根ウィメンズクリニック」を開院。
取材・文=渡辺麻衣子
※InRed2023年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。
KEYWORD
この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
Twitter:@InRed_tkj
Instagram:@inrededitor