【有村架純】「いろいろと想像できるワンカット、ワンカットになっていたらうれしい」

執筆者:東海林その子

有村架純  カーディガン¥390,500、パンツ¥137,500、シューズ¥344,300(すべてロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス) リング(左手)¥1,342,000(ティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) カーディガン¥390,500、パンツ¥137,500、シューズ¥344,300(すべてロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス) リング(左手)¥1,342,000(ティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)

 撮影した写真から感じたのは、月日の積み重ね。
「25歳の時にも写真集を出しているんですけど、5年前より歳を重ねたな、5年って大きいなと思いましたね(笑)。同時に1年1年をちゃんと生きたんだなとも感じました。この写真集ではそういう年輪みたいなものも無理に修正しようとせず、生きてきた証しとしてそのまま残しています」 

 有村さん自身の希望で、日々綴ってきた言葉も収録されている。
「写真集を作るんだったら、言葉を収録した本にしたいと最初から考えていたんです。『言葉の部分は紙質や色を変えたい』とかやりたいこともあったので、それも全部お伝えして。今回はインタビューのようにたくさん話すんじゃなくて、シンプルに届くものを紡げたらいいなと思って、これまで自分が感じたことをただ箇条書きでメモ帳に書いてきたものをピックアップしてそのままそっくり収録しているんです。ファンの方がそれを見た時に『あー、わかる』と思ってもらえるのか、『そうなんだ』と思うのかはわからないですけど、このシンプルな言葉がまっすぐ届いてくれたらいいなと思っています」

この記事を書いた人

出版社を経てフリーライターに。ファッション誌、エンタメ誌、web媒体などでインタビュー・執筆。現在、田中みな実さん、山本彩さんの連載など雑誌smartで担当。アイドル、アニメ、食、ドラマなど幅広く興味あり。最近は韓国語を勉強中。

Twitter:@sonokotokairin

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