OSHI-KATSU
【小瀧望(WEST.)】演出・藤田俊太郎と念願のタッグ!幻の井上ひさし戯曲『うま』で演じる“爽快な悪人”の魅力とは
執筆者:杉嶋未来
太郎は、嘘と欲望で村の人々を翻弄していく人物。決して善人ではない。けれど小瀧さんは、その姿に不思議な爽快感と生命力を感じている。
「ただの悪人じゃないんです。悪を悪と思っていない。生きるために欲望するしかない。台本を読んだ時は、すがすがしかったですよ。ここまでいったら、かっこいいなって。今まで読んだ台本で一番、生気を感じました。体温がすごく台本に残っていて、『生きてるんだ、この太郎』って。最後の最後まで徹底的に人を騙していく姿は、かっこいいと思っちゃいました」
1560年代、羽前の国・小松郷を舞台に繰り広げられる、若き井上ひさしの言葉と生命力に満ちた物語。小瀧さんは、その中心でピカレスクヒーロー、太郎を全力で生きる。
「午年の今年、“うま”というタイトルの新作舞台に立たせていただけることに運命的なもの感じています。ポスターなどのビジュアルは重々しいですが、太郎と村人とのやりとりはコメディータッチになっていて、結構ユニークだと思います。初演なので、お客さまも笑うタイミングに迷われるかもしれませんが(笑)、ラフに観てもらえたらうれしいですね。信頼できるキャストの皆さまと、全力で太郎を演じますので、楽しみにしてください!」
Information
PARCO PRODUCE 2026
『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』

1560年代、舞台は羽前の国・小松郷。病身の母と村にやってきた青年、太郎が、巧みな言葉で村の男たちから金を巻き上げ、女もものにしていく。男たちは太郎を殺そうとするが……。7月8日~28日東京PARCO劇場、8月6日~12日大阪SkyシアターMBSにて上演。
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Photograph=JOJI 〈RETUNE rep〉 Styling=Tomoya Murata 〈SMB International.〉 Hair & Make-up=Ayami Sanda Text=Text=Miku Sugishima
※InRed2026年8月9月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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