30代からの海外留学! ライター黒田のデンマーク生活
Vol.3 デンマーク第二の都市「オーフス」へ小旅行

執筆者:黒田英利

4.タダで楽しめる!必訪スポット3選

 実際に行ってみて、オーフスは無料で楽しめる場所が多いなぁという印象でした。そこで、親子連れにも嬉しいおすすめスポットを3つご紹介。

 まずはボタニカルガーデン(植物園)。中心部からバスで少し行ったところにあり、2つの大きなドームが目印。中には世界中のさまざまなエリアの植物が展示されていて、無料とはいえかなりのボリュームです。建物の裏には広々とした庭や風車があって、春だったのでカラフルなお花も楽しめました。隣にある「オールドタウン」という昔の時代を再現した施設(こちらは有料です!)の建物を借景して、なんとも素敵な空間。トータル2時間は楽しめると思います。

このモダンなドームと、写真撮り忘れましたが隣にクラシカルなドームが並んでいます。

中はこんなかんじ。熱帯コーナーではじめっとした気候が再現されていて、日本の夏を思い出しました。

ロッカーの鍵にはそれぞれ違う植物のプレートがついていて可愛い。

 お次は海沿いに立つ、DOKK1という公共施設。メインは図書館ですが、公共サービスなどいろいろなものがひとつになった複合施設というかんじ。子どもと一緒なら一日中楽しめそうなくらい、遊び場がたくさんあります。週末はいろいろなワークショップもやっていました。子ども向けに3Dプリンターを使えるラボみたいなものもあって興味津々。住んでいる場所にこんな素敵な施設があったら最高だろうなと思うので、日本の自治体の方々にはぜひ視察に行っていただきたい。(笑)

宇宙船のようなかっこいい外観が一際目を引きます。

高い天井、海が見えるパノラマ、こんな場所で勉強できたら捗るに決まってる!

 最後は街の中心部にあるランドマーク的百貨店、Sallingの屋上展望台です。これ、無料でいいの?というくらい気合の入った屋上空間には度肝を抜かれました。(行く前は舐めてかかっていた)ちなみにこの記事の最初の写真もここから撮ったもの。街全体を見渡せる気持ちのいい空間は、オーフスに着いたらまず行ってみてほしい場所です。

ウッドデッキと緑、ガラスで構成された、迷路のような屋上展望台。

 かなり長編な記事になってしまいましたが、オーフスの魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。ちなみに、現地で買ったトートバッグ2つがこちら。

左はアロス美術館で、1,000円しないくらいで購入。カラバリ豊富でかなり迷いました。右は先ほどの百貨店Sallingのもの。200円くらいで裏地は不織布の簡易な作りですが、オーフスの街のイラストが可愛くて思い出用に。荷物が増えた時にも役立ちそう。

 街中にはおしゃれなカフェだけでなく、可愛いヴィンテージショップやインテリアショップもあって、街歩きが楽しいオーフス。デンマークに行ったらぜひ足を伸ばしてみてください。

Vi ses!

※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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この記事を書いた人

くろだ えり/大学卒業後、InRed編集部で10年エディターとして勤務し、2024年1月からデンマークでの生活をスタート。ライターとしてはまだまだ駆け出しですが、ミーハー魂で頑張ります!

Instagram:@erikuro21

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