30代からの海外留学!ライター黒田の海外生活in デンマーク
Vol. 1「デンマーク留学がスタート」

執筆者:黒田英利

周りは18~23歳!
デンマークの学生生活

私の学校、Højskolen Snoghøj。私の学校、Højskolen Snoghøj。デンマークの西側、ユラン半島のフレデリシアという街にあり、目の前には海が広がる自然豊かな立地。コペンハーゲンからは電車で2時間ほど。

 駆け足で留学までの流れをお話ししてみました。大学卒業後はまったく英語を勉強してこなかったので、ペラペラとは程遠い私。しかも他の生徒たちは18-23歳と予想以上に若かった!正直、自分はもう若くないんだなぁと実感することも少なくないですが、外国人ってみんな大人っぽい上に、アジア人は年齢不詳なので(?)、慣れれば支障はなし。日本人は0人という環境ですが、周囲の優しさに助けられなんとかやっています。ちなみに割合としては半数がデンマーク人、残りはフランス、オランダ、ベルギー、ドイツ、フィンランド他。

 人数は全部で35人という、かなりアットホームな学校で、先生たちもベテラン揃い。学校の口コミなども見つけられない中で、いい学校に出合えたのはラッキーでした。インスタグラムアカウントを持っている学校だと、よりリアルな学校生活を覗けると思います。

 ちなみに、とある1週間のタイムテーブルがこちら。週末はフリーなので、コペンハーゲンまで出かけることもしばしば。

とある1週間のタイムテーブル

朝食は7:45〜8:45の好きなタイミングで、ランチとディナーは12時、18時から。おかげですっかり朝型人間になりました。週4回は集会があって、歌ったり、時事問題などについてのディスカッションや、先生たちのプレゼンテーションを聞いたり。メイン科目は週4回、半年間で3つのシアタープロジェクトに取り組みます。他の選択科目は、ダンスを週3回、ヨガ、ソロ歌唱、合唱、フィシオドラマ(感情表現を学ぶ)のクラスが週1回ずつ。歌の授業は先生と一対一で練習できるので、この前までは大好きなミュージカル「ミスサイゴン」の「命をあげよう」を日本語で練習しました。

 友人からは「え、何やってるの?」と驚かれたり、自分でも何をやってるんだろうと思うこともありますが(笑)、趣味だったことを学べる時間は、ある意味とても贅沢だなと後悔はない日々です。

とある日の学校ランチ。サラダとパスタやスープ、パンなどが定番。とある日の学校ランチ。サラダとパスタやスープ、パンなどが定番。金曜の夜はハンバーガーやピザ、メキシカンなどジャンク系が出ることも。平日の朝食はパン、シリアル、ヨーグルト、フルーツ。休日のブランチはペストリー(甘くて柔らかいパン)やパンケーキも出るのが嬉しい。

毎週金曜の授業後はおやつタイム毎週金曜の授業後はおやつタイムが。右上の本は、フォルケホイスコーレの学生は全員持っているであろう「ソングブック」。デンマーク語、英語の曲をたくさん収録。集会の度にこの中から数曲歌います。

部屋からの眺め。湖に見えますが海です。対岸はデンマークの真ん中に位置するフュン島。部屋からの眺め。湖に見えますが海です。対岸はデンマークの真ん中に位置するフュン島。この日は波も穏やかで本当に美しい夕焼けでした。

 この連載では、コペンハーゲン周辺のおすすめ観光スポットやお土産情報はもちろん、ローカルなデンマークのカルチャーやライフスタイルについてもご紹介できればと思います。こんな情報がほしい、知りたいというリクエストがあればいつでもお寄せください!ではまた。

Vi ses!

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この記事を書いた人

くろだ えり/大学卒業後、InRed編集部で10年エディターとして勤務し、2024年1月からデンマークでの生活をスタート。ライターとしてはまだまだ駆け出しですが、ミーハー魂で頑張ります!

Instagram:@erikuro21

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