【排水パイプ汚れ撃退】重曹×クエン酸の合わせ技でスッキリ!
執筆者:InRed編集部
カビなどの雑菌が繁殖しやすい浴室や洗面所にもナチュラル洗剤が有効。排水パイプの見えない汚れには、重曹とクエン酸で解決できます。
使用するのは「重曹」
pH8.2の弱アルカリ性
得意:掃除の際に素手で触っても安心。家中の8割の汚れである酸性汚れに有効。
使い方:水には溶けにくいので性質を生かして研磨剤としても使う。40度のお湯に溶かし、重曹水にして使う。
NG:畳やアルミは変色の恐れあり。
使用するのは「クエン酸」
pH2.1の酸性
得意:水まわりの水アカや、トイレの尿石やアンモニア臭などのアルカリ性汚れに有効。
使い方:水に溶けやすく、スプレー容器に入れて使用すると便利。
NG:塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが出るので要注意。サビの原因になるので、使ったあとは水でよく洗い流す。
【排水パイプの見えない汚れ】をお掃除!
排水口のまわりに重曹1/2カップをまく。
2Lほどのお湯にクエン酸大さじ2を溶き、一気に流し込む。シュワシュワの泡が発生し、詰まりを抜き、流れをよくします。
POINT
重曹とクエン酸の化学反応を利用します。キッチンや浴室の排水パイプも同じ方法で掃除できます。
教えてくれたのは……
本橋ひろえさん
ナチュラルクリーニング講師。化学系企業で合成洗剤の製造に携わった経験を生かしながら出産後にナチュラルクリーニングを研究。著書に『やることの「見える化」で掃除を劇的にラクにする方法』(主婦の友社)など。
撮影=金子怜史 イラスト=山 奈央 文=堀内よう子
※InRed2024年1月・2月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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この記事を書いた人
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