大人女子の住まい~和の要素を取り入れた北欧モダンな空間~

大人ならではのステキなお部屋を拝見! 今回は、HIENディレクター・春木理恵さんのご自宅へ。柔らかな光が差し込む、心安らぐ空間に注目です♪

House Data

所在地_横浜市 住居歴_6年 住居形態_持ち家(購入) 間取り_3LDK+ロフト 家族_3人(夫と娘)+猫2匹

家族や友人が集う、居心地のいいリビングダイニング

 HIENディレクターとして、家で金継ぎや料理などの教室を開くこともあるという春木さんのご自宅は、北欧モダンな雰囲気。

「間取りや窓の配置などは建築士と相談しながら決めていきました。窓は家の外側から見た時の雰囲気も考慮して配置しています。以前住んでいた家はライトベージュ×ホワイトを基調にした北欧系。この家はブラックを取り入れることでモダンさをプラスしています。壁には各部屋すべて、一面だけグレーカラーを取り入れることでアクセントをつけています」

 絨毯を敷いたリビングでは美しいBKFのバタフライチェアが存在感を放つ。「椅子選びは夫の担当。ダイニングで使っているYチェアやアントチェアなど、すべて夫のこだわりです」

 春木さんのこだわりは各部屋の照明。「アアルトのゴールデンベルや、ルイスポールセンなど部屋のアクセントとなるデザインを選んでいます」

料理教室で使うことも考慮された広めのキッチン。食器棚はタイム&スタイル。湘南の家具屋さんにオーダーしたダイニングテーブルにYチェアやアントチェアを配置。

玄関からリビングダイニングへとつながる廊下部分。ヘリンボーン柄を取り入れたグレーの壁とアイアン×ウッドの階段が絶妙なバランス。

娘さんの子ども部屋。照明はルイスポールセンのLCシャッターズ。

ダイニング脇には娘さんのお勉強スペース。

階段を登った2階の踊り場スペース。壁には3歳の頃に娘さんが描いた油絵が飾られ、無機質な空間に彩りを加えている。

白で統一された洗面所は、アクセントにタイルを使用。

キッチン脇のトイレと洗面所。水場の床をタイルにすることで掃除も楽になる工夫が。

【春木さんのとっておきShop!】
うつわ 祥見 KAMAKURA concierge

「鎌倉にあるうつわのギャラリー・うつわ祥見 KAMAKURAの常設店舗。食の道具としてのうつわの美しさや、毎日の食卓に彩りを添えるベーシックなうつわを提案されています。外光が差し込む明るく広々とした店内にはさまざまな作家の作品が並んでいて、実際に手に取って選ぶことができます」

Data
神奈川県鎌倉市小町1-6-12 寿ビル2F
☎0467-23-7051 営業時間:12:00〜18:00 ㊡火曜
 https://utsuwa-shoken.com/


春木理恵さんプロフィール
HIENディレクター、Lifestyle Producer。金継ぎ師、楽主婦お片付けアドバイザー、発酵食品ソムリエ、アクセサリーデザイン、KDインストラクター、アパレルアドバイザーのほか、ケータリングなどに携わっている。

撮影=松橋晶子 取材・文=佐藤玲美 間取り図=ジェオ

※InRed2023年8月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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