大人女子の住まい～光のバランスを活かすお部屋～

毎号、大人ならではのステキなお部屋を拝見する「大人女子の住まい」。今回は、インテリアコーディネーター・渡邉あおいさんのご自宅へ。柔らかな光が降り注ぐ、居心地のいい空間に注目です♪

家具は異素材の組み合わせで自分らしさを演出

家族３人が暮らしているのは独身時代に夫が購入したLDKのマンション。光が降り注ぐリビングは家族が集まる安らぎの空間。「夫の好みで選んだ大理石のキッチンカウンターやグレーの壁材など、元々空間が直線的で重厚感のある雰囲気だったので、曲線的なデザインの家具を選ぶことでバランスを調節しています。他にもダイニングテーブルの天板やフラワーベースなどにガラス素材を選ぶことで重さを感じさせない軽やかさを演出しています」。渡邊さんの心を癒やしてくれるのは、オランダ出身の抽象画を得意とする画家、ウィレム・デ・クーニングのアートポスター。「抽象画は絵の見解に対して正解がないので、自分の気分に合わせて解釈できるのが魅力です。作品の手前には花を飾ることで季節の移ろいも一緒に楽しんでいます」

ダイニングスペースのガラステーブルはポラダ。「木工家具職人によって作られた曲線的なレッグに一目惚れ」。

ウィレム・デ・クーニングの作品と季節のお花の組み合わせ。

リビングスペースのソファーはアクタスで購入。奥にあるのは、フロスのフロアライト。

備えつけの棚にはお気に入りの紅茶ブランド「マリアージュ・フレール」の缶をレイアウト。ガラスのフラワーベースで軽やかさをプラス。

キッチンスペースはシルバーとグレーとブラックで統一感を出している。「パナソニックの冷蔵庫は男前な見た目もお気に入り」。

夫のお気に入りのコーヒーグラインダーはカリタ×スターバックスのコラボアイテム。「休日は夫の入れてくれるコーヒーで夫婦の時間を楽しんでいます」。

キッチンカウンターの壁面の棚には植物やお気に入りの写真集などを飾っているそう。「ダークウッドカラーの棚なので、ガラス小物で軽さをプラスしています」。