【乾燥】のお手入れには「ヘパリン類似物質」「セラミド」
執筆者:InRed編集部
スキンケア選びに迷った時に、指標のひとつになるのが“成分”です。保湿のスター成分といえば「セラミド」と「ヘパリン類似物質」。それぞれ異なる働きで潤いを高めるので、乾燥具合に合わせてセレクトして。
教えてくれたのは……小西さやかさん
「日本化粧品検定協会」代表理事。化学修士(サイエンティスト)としての視点から化粧品や美容を評価するスペシャリスト。美容誌や女性誌などで活躍。
皮むけするほど乾く肌には【ヘパリン類似物質】
カサカサになるほど乾燥した肌にも水分を引き寄せ、しっかり抱え込みます。さらに肌荒れを鎮静させたり、肌に活力を与える効果も。
まろやか感触で、乾燥して敏感な肌を優しく包み込む。カルテHD モイスチュア ローション[医薬部外品]150mL ¥1,980(コーセー マルホ ファーマ)
とろりと濃密。透明感アップも叶う。アドライズ アクティブローション ディープモイスト[医薬部外品]120mL ¥3,850(TAISHO BEAUTY ONLINE)
ケアしても乾燥する肌には【セラミド】
肌内にもともと存在する成分。水分が外に逃げ出すのを防ぐだけでなく、外から受ける乾燥ダメージをバリアして肌を守る働きもあります。
保水力に優れたバオバブオイルも配合。チャントアチャーム モイスト ブースターオイル 40mL ¥3,520(ネイチャーズウェイ・8月18日発売)
独自成分“ブルーセラミド”を開発。エイジングサインの根本までケア。ブルーミオ ディープブーストセラム 25g ¥3,850(ロート製薬・9月10日発売)
顔の内側から外へ、キメに沿って塗るべし
キメの間の深い溝にもなじみやすくなり、潤い成分がしっかり浸透します。塗り方も“潤い満タン肌”のカギ。
撮影=野田若葉〈TRON〉(モデル) ヘア&メイク=AYA〈TRIVAL〉 スタイリング=永岡美夏 モデル=石川 恋 取材・文=片山幸代
※InRed2023年9月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
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