【ギバー思考の秘密】なぜ愛される?人間関係がうまくいく「ギバー」の特徴
執筆者:InRed編集部
年齢を重ねるほど複雑になっていく人間関係。「ギバー・テイカー理論」を参考に、よりよい関係を広げていく考え方を知りましょう。今回はギギバー特有の考え方をチェック! 愛されるギバーに今すぐなるのは難しくても、ギバーの思考を知ることで、近づくことはできるはず!
【1】見返りなんて気にしない! 役に立ちたいから助ける
ギバーが行動を起こす時のスタンスは、「自分がしたいからする」というもの。人に与えること自体が目的だから、はたから見ると見返りを求めず利他的な行動でも、本人はベネフィットを感じています。
【2】みんなに楽しんでほしい! 有益な情報はシェア
ギバー的成功とは、他者によい影響をもたらすこと。自分だけのためではなく、仲間や社会といった大きなもののためになることを考えます。だから、自分が持つ知識やアイデアなども、惜しみなくシェアします。
【3】友達が悩んでいる。話すことで元気になってくれたらいいな
悩みごとの相談を受けた時、ギバーは「話を聞くことで相手が元気になったら自分もうれしい」と考えます。そのため、安易なアドバイスはせず、話をじっくり聞いて、共感を持てば自分から弱みを見せ寄り添うことも。
お話を聞いたのは……
楠木 建先生
経営学者。一橋ビジネススクールPDS寄付講座競争戦略特任教授。専攻は競争戦略。『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房)の監訳を務める。
Photograph=Sachi Kataoka Text=Nikki Yamamoto Illustration=Macoto Saijoh
※InRed2025年6月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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この記事を書いた人
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