【30代女性が知るべき婦人科系の病気】種類とリスクを徹底解説
執筆者:InRed編集部
耳にしたことはあるけど、よくわからない……。30代がかかりやすいといわれている、4つの婦人科疾患について、産婦人科専門医の尾西芳子先生が解説します。
子宮頸がん
Who&When:20代後半〜30代、40代に多い
Where&What:子宮の入り口(頸部)にできるがんのこと
Why:ヒトパピローマウイルス(HPV)
性交渉によって感染する、ヒトパピローマウイルス(HPV)。このウイルスは自分の免疫力で退治できるもの。ですが、うまく退治できず、そのまま長い間とどまることでがんになっていきます。がんになる前に発見することが大事です。
How:早期発見であればウイルスの部分を切除するだけでOK
子宮頸がん検診を受ければ、がんになる手前で発見できる可能性が高まるので、受診を。がんになっていない段階ならウイルスに侵された部分を切除すれば大丈夫。HPVワクチンは、子宮頸がんの原因になるウイルス7種と、尖形コンジローマという性病のウイルス2種を予防するもの。今後パートナーがかわる可能性があるなら、ワクチンを打っておいたほうが安心です。
この記事を書いた人
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