1日に必要なビタミンCは2,000mg以上!? 効率的に摂取する方法は?【皮膚科医解説】
執筆者:InRed編集部
インナーケアといえば、真っ先に思い浮かぶビタミンC。現代人に必要な摂取量や効率的な摂取方法を、皮膚科医の吉田貴子先生にうかがいいました。
Q.ビタミンCが必要なのはどんな人ですか?
A .すべての現代人!
現代人の多くは、日々ストレスを受けていますよね? ストレスを感じた体は、それに対抗しようと、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンを放出。ビタミンCはこれらホルモンの合成に必要なので、ストレスが多い人ほど、大量に消費されてしまいます。仕事やプライベートで頑張るInRed世代に、ビタミンCは特に必須です。
Q.現代人はどれくらい摂取すればいいの?
A. 1日2,000mg以上!
男女問わず、成人のビタミンC推定必要量は100mg/日(日本人の食事摂取基準/2020年版)。しかし、これは健康を保つための最低限の量で、さらなる健康や美容が目的なら足りません。当クリニックでは最低2,000mgを推奨し、私も4,000mgを摂取しています。風邪気味の時は、数日間4,000mg/1日の量を摂るのがおすすめです。
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Q.ビタミンCを食事で摂るなら?
A .野菜や果物。サプリも併用がベター
ビタミンCが豊富なのは野菜や果物。中でもほうれん草やブロッコリーなどが低カロリーでおすすめです。ただ、今の野菜は昔と比べ、ビタミンCが減少しているといわれています。また、野菜をゆでるとビタミンCが溶け出してしまう心配が。1日に100mgであれば食事でまかなえますが、それ以上を目指すなら、サプリメントの併用を。
教えてくれたのは……吉田貴子先生
皮膚科医・美容皮膚科医。「渋谷スキンクリニック」院長。ニキビ治療を得意とし、多数のメディアにてアドバイザーを務める。
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Text=Yuka Hashimoto
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この記事を書いた人
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