現役バスケットボール選手で実業家！ 「フェンディ」を纏う【馬瓜エブリン】がカッコいい！

「WHY NOT？」と問いかけながら、やりたいことを実現していく

　きっと悩んだり迷うこともあるはずですが、どんなことも克服して推進力に変えてしまうのが、彼女の強さでありかっこよさ。
「オリンピックが延期された2020年頃はいろんなことがうまくいかなくて落ち込んでいました。どうにか抜け出したくて、メンタルについて勉強したり、人の話を聞いたりしました。そこから過去の失敗やネガティブなことをぐるぐる考えるのは時間のムダだと気づいて、瞬間瞬間に集中することで、次のことを考える時間に充てられるように」

　今年６月には再びバスケットボールの世界に復帰。忙しい日々のなかで彼女の背中を押すのは、「WHY NOT？（なぜやらないの）」という自分自身への問いかけ。
「バスケットを始めてから大切にしている言葉で、やってはいけない理由がないなら、どんどんチャレンジすると決めています。自分ができることは世の中に発信したり、アイデアを考えたりすることなので、自分の考えやビジョンを言葉や行動でちゃんと表現して、人の心を動かせるような人になっていきたい。本当は人見知りなんですが、３割増しにして頑張っています（笑）。小さい頃の夢がなぜか、バスケット選手と社長だったんですよ。とはいえ、まだまだこれからなので、肩書は“チャレンジャー兼自由人”くらいがちょうどいいかな」