【鈴鹿央士】「ドラえもんと喋ってる!って実感が湧いてすごくうれしかった」『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』インタビュー
執筆者:杉嶋未来
俳優として着実にキャリアを重ねる鈴鹿央士さん。国民的アニメのアフレコ挑戦への思いを話してくれました。優しい雰囲気そのままの鈴鹿さんの素顔が伝わるインタビューをお届けします。
profile 鈴鹿央士
すずか・おうじ 2000年1月11日生まれ、岡山県出身。『MEN’S NON-NO』専属モデル。19年、『蜂蜜と遠雷』で映画初出演。近作は映画『ロストケア』、ドラマ「silent」「嘘解きレトリック」など話題作に次々と出演中。映画『花まんま』が4/25公開予定。
ドラえもんたちと会話する感覚を味わえた特別な時間
最新作は、現在公開中の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』。幼い頃、毎週欠かさず「ドラえもん」のアニメを見て、漫画も読んでいた鈴鹿さんにとって最高の体験になったようだ。
「アフレコをする時、すでにドラえもんやのび太くんの声が入った状態で収録していたので、本当に〝会話〞している感覚がありました。ドラえもんのセリフを聞いて、それに対して僕が喋る。もう、それだけで『うわっ、ドラえもんと喋ってる!』って実感が湧いて、すごくうれしかったです。子どもの頃から見てきたキャラクターたちと、まさか自分が同じ世界でやりとりすることになるなんて……。すごく特別な時間でした」
絵の中の世界に飛び込んだドラえもんとのび太たちが、幻の宝石を巡って時空を超えた冒険を繰り広げる今作で演じるのは、謎多き美術商人・パル。
「中盤までどんな人物なのかつかめないと思います。パルという役が一つのスパイスになれたらいいなって思います。後半までどうなるか分からない感じも含めて、楽しんでほしいです」
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