【有村架純】日本初の釜山国際映画祭に出展される『さよならのつづき』の世界配信がいよいよスタート
執筆者:長嶺葉月
『人を愛し、人に愛された記憶は残る』ということをテーマに作り上げた物語
作中に描かれる“愛”のカタチがどのように捉えられるのだろうか? 不安がないといえば嘘になる、と有村さん。
「私が演じたサエ子は必然的にどうしようもなく大切な人を求めてしまう女性。最愛の人の記憶が生きていることを知って、気持ちが揺れ動きます。医学的なエビデンスはないそうですが、世界中で記憶転移を経験した人が実際にいるという報告から着想を得て『人を愛し、人に愛された記憶は残る』ということをテーマに作り上げた物語です。私自身も、さえ子としての視点、さえ子を見る側の視点を行ったり来たりしながらのお芝居は、悩み抜きましたし、今までにない難しさがありました。果たして自分のお芝居が正解だったのかは今もわからないですけれど、作品の中で生きる人たちみんなが愛すべき人であってほしい。すごくシンプルだけど、それが唯一の願いです
Netflixシリーズ 「さよならのつづき」
11月14日より全世界配信
事故で最愛の恋人を失ったさえ子(有村架純)と、その恋人に命を救われた成瀬(坂口健太郎)。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄されるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語。
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MODEL:有村架純 PHOTOGRAPH:酒井貴生(aosora) STYLING:岩田槙子 HAIR & MAKE-UP:尾曲いずみINTERVIEW&TEXT:長嶺葉月
※InRed2024年10月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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