『A Number—数』『What If If Only—もしも もしせめて』、『三人吉三廓初買』、『バレエ・フォー・ライフ』【伊達なつめさんの一押しステージ情報】
執筆者:伊達なつめ
東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション
東京芸術劇場Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』
アリアのような名ぜりふで観客を沸かせる歌舞伎の人気作『三人吉三』は、元は大地震やコレラ蔓延後の荒んだ幕末の江戸の町で、ヒリヒリするほどシビアな時代の空気をまとって生まれた3人の窃盗仲間の話。19世紀の初演時の台本に忠実に上演しようとすればするほど、21世紀のアクチュアルな話になるという、木ノ下歌舞伎の真骨頂を。
作=河竹黙阿弥 監修・補綴=木ノ下裕一 演出=杉原邦生[KUNIO]
=田中俊介、須賀健太、坂口涼太郎/藤野涼子、小日向星一、深沢萌華、武谷公雄、高山のえみ、山口航太、武居 卓、田中佑弥、緑川史絵、川平慈英/緒川たまき、眞島秀和
9月15日(日)~29日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス ※長野(松本)、三重、兵庫公演あり
(問)東京芸術劇場ボックスオフィス TEL:0570-010-296
この記事を書いた人
演劇ジャーナリスト。演劇、ダンス、ミュージカルなど、国内外のあらゆるパフォーミングアーツを取材し、多数の雑誌・webメディアに寄稿。
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