【スヌーピーミュージアム】がリニューアル!癒やしのスヌーピーワールドへGO!
執筆者:林 綾野
キュレーター・アートライターとして展覧会企画や、美術書の執筆を手がける林綾野さんが紹介するアート情報。今回は、東京町田の「スヌーピーミュージアム」をピックアップします。
スヌーピーミュージアムが待望のリニューアルオープン
東京町田にあるスヌーピーミュージアムが展示内容を大きく刷新し、リニューアルオープン。スヌーピーをはじめ、チャーリー・ブラウンやウッドストックなどのキャラクターが登場するアメリカの新聞連載漫画『ピーナッツ』。同館では作者であるチャールズ・M・シュルツさんによる貴重な漫画の原画をはじめ、資料や写真、スヌーピーの巨大スタチューや映像などを展示し、ピーナッツの世界を多面的に紹介する。
まず目を引くのは大きく口を開けたスヌーピーのエントランス。そして展示室を進んでいくと今回の見所の一つ「スヌーピー・ワンダールーム」が待っている。約300体のぬいぐるみ、ヴィンテージのグッズ、新旧ノベルティまであらゆるスヌーピーグッズが並ぶ。「あれ持ってた! あれ見たことある!」と共感を呼ぶ懐かしいアイテムをきっと見つけることができるだろう。ドラマチックな映像作品など心踊る仕掛けが満載の展示。新たな気持ちでスヌーピーの世界を味わえること間違いなしだ。
期間/開催中。2024年9月1日(日)まで
休館日/8月中に1日休館予定あり(日付未定)
住所/東京都町田市鶴間3-1-4
会場/スヌーピーミュージアム
電話/042-812-2723
文=林綾野
※InRed2024年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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この記事を書いた人
林 綾野
キュレイター、アートライター。展覧会企画、美術書の執筆を手がける。画家の創作への想いや食の嗜好などを研究、紹介し、美術鑑賞をより身近なのとして提案。近年手がけた展覧会「おいしい浮世絵展」「堀内誠一 絵の世界展」「柚木沙弥郎life•LIFE展」「谷川俊太郎絵本百貨展」など。主な著作は『フェルメールの食卓』『ゴッホ 旅とレシピ』、『ぼくはクロード・モネ』(講談社)、『浮世絵に見る江戸の食卓』(美術出版社)など。