軽井沢・ムーゼの森で開催中!『マザーグースを楽しむ』キュレーター・林綾野さんが語る30代女子にオススメのアート情報

執筆者:林 綾野

『マザーグースを楽しむ』

キュレーター・アートライターとして展覧会企画や、美術書の執筆を手がける林綾野さんが紹介するアート情報。今回は、軽井沢にあるムーゼの森で開催中の『マザーグースを楽しむ』をピックアップします。


アートと思い出が交差するマザーグース

 軽井沢絵本の森美術館では『マザーグースを楽しむ』展が開催。イギリスに古くから伝わる伝承童謡であり、本展では、マザーグースの人気場面を中心にランドルフ・コールデコットやケイト・グリーナウェイなど、イギリスを代表する画家の絵とともに紹介。また、『不思議の国のアリス』とマザーグースの関わりについても取り上げる。

 かつて親しんだ漫画や童謡と再会し童心に戻る。それは忘れていた大切な物を思い出す機会になるかもしれない。

『マザーグースを楽しむ』ランドルフ・コールデコット画『ヘイ・ディドルディドルとねんねんころりよ Hey Diddle Diddle and Baby Bunting』(1882年頃)

期間/3月9日(土)~6月9日(日)
休館日/火曜日(ただし4/30は開館)
住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉182(塩沢)
会場/ムーゼの森(軽井沢絵本の森美術館)
電話/ 0267-48-3340

文=林綾野

※InRed2024年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。
※新型コロナウイルスなどの影響により、イベント内容の変更、開催の延期や中止の可能性があります。詳細は各お問い合わせ先にご確認ください。

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この記事を書いた人

林 綾野

キュレイター、アートライター。展覧会企画、美術書の執筆を手がける。画家の創作への想いや食の嗜好などを研究、紹介し、美術鑑賞をより身近なのとして提案。近年手がけた展覧会「おいしい浮世絵展」「堀内誠一 絵の世界展」「柚木沙弥郎life•LIFE展」「谷川俊太郎絵本百貨展」など。主な著作は『フェルメールの食卓』『ゴッホ 旅とレシピ』、『ぼくはクロード・モネ』(講談社)、『浮世絵に見る江戸の食卓』(美術出版社)など。

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