web限定カット【吉高由里子】この冬探しているのは〇〇〇。「今、愛用しているのは20歳の時に買ったもの」

執筆者:安田晴美

吉高由里子

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InRed2024年1月・2月合併号のカバーに登場してくれた吉高由里子さん。吉高さんのこの冬の欲しいもの、また揺らぎ始めた服選びや断捨離についてもお話してくれました。

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PROFILE
よしたか・ゆりこ/1988年7月22日生まれ、東京都出身。2008年主演映画『蛇にピアス』で脚光を浴びる。2014年に連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインを演じる。近年の出演作にドラマ「風よ あらしよ」(2022/NHK)、「星降る夜に」(2023/テレビ朝日)など。

思い切った断捨離で今の自分に合う服を厳選

 この冬探しているのが、軽くて暖かくて飽きのこないダウンジャケット。今、愛用しているものは20歳の時に買ったもので、そろそろ買い替えたいと話します。ほかにも、10年以上着ている服がいくつもあるそうで、お気に入りを大切にして長くつき合う姿勢が素敵です。

「好きで着ていたら、いつの間にか10年以上たっていたという感覚。ずっと着ているわけでもなく、自分のなかにブームがあって、ものすごく着る時と、全く視野に入らない時期があります」 

 とはいえ、30代半ばに差し掛かり、服選びにも少し揺らぎが出てきたようです。

「以前はすごく気に入っていたのに、全然着ていない服が増えてきたんです。上質な服は残っていくけれど、いつか着なくなることを考えれば、シーズンごとに買い替えられるような値段の服でもいいのかなと思ったりと、服選びに迷いが出てきました。答えは全然見つかっていませんが、まだ着ていたい服と年齢的に似合う服との間で葛藤することが増えるんだろうなと想像しています。自分がどう変わっていくのか楽しみです」 

 その思いが背中を押して、思い切って断捨離を決行。今まで捨てられずにいた服を手放したり、手つかずだった小物類にも着手。

「服を1着買ったら、1着手放すというルールを作っていたのですが、最近は全然できていなかったんです。クローゼットがいっぱいになってしまい、イラッとした勢いで(笑)。最初は夏物だけのつもりだったのですが、始めたら止まらなくなってしまって、片っ端から整理してしまいました。今の自分に合うかどうか見極めていくなかで、体の線があまり出ないような服がやっぱり着やすいのかなと気づきました」

Model=Yuriko Yoshitaka Photograph=Yuji Takeuchi〈BALL PARK〉 Styling=Keiko Miyazawa〈WHITNEY〉 Hair & Make-up=RYO Text=Harumi Yasuda

※InRed2024年1月・2月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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この記事を書いた人

安田晴美

コレクション専門誌、ファション業界向けの雑誌の編集部を経て独立。ファッションに軸足をおきながら、カルチャーやライフスタイルまで幅広く執筆。トレンド分析やファッションマーケティングも手掛ける。趣味は、ヨガと鳥と占い。美味しいものは食べるのも作るのも好き。

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