【奥平大兼】実写×アニメ『ワンダーハッチ』役作りの苦労と魅力を語る!

執筆者:杉嶋未来

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映画『マザー MOTHER』で鮮烈なデビューを飾り、以来、存在感を発揮している俳優の奥平大兼さん。12月20日より配信する『ワンダーハッチ-空飛ぶ竜の島-』について聞きました。

profile
奥平大兼
おくだいら・だいけん 2003年9月20日生まれ、東京都出身。2020年映画『MOTHER マザー』でデビュー。主演作『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』が来春公開。

異世界で生きる少年という難役を妥協しないで挑んだ

 奥平さんの最新作は、ディズニープラス初の日本発オリジナルシリーズ作品となる『ワンダーハッチ ─空飛ぶ竜の島─』。現実世界と異世界、二つの世界を舞台に、少年少女が世界を救うために冒険を繰り広げるファンタジー超大作だ。演じるのは、ドラゴンの棲む異世界・ウーパナンタで暮らす少年タイム。

「僕は普段役作りはしないんですけど、異世界のことを理解するため、監督と話し合ったり、この作品のために作られた言語のウーパナンタ語を練習したり、時間をかけて役作りしました。異世界で15年間生きてきたタイムの生活や背景を自分に染み込ませないとリアリティに欠けてしまうので、みんなで一丸となって妥協しない姿勢で取り組みました」

 奥平さんが思うタイムの魅力は?
 
「タイムはとても純粋で、人を区別せず、誰にでも同じ対応をする人です。現実世界にいないような子で、見習うべきところがたくさんありました。諦めない姿勢もかっこいいし、それによって物語が動いていって、状況を変えていきます」

この記事を書いた人

舞台の制作を経てライターへ。映画、ドラマ、舞台のインタビューをメインに、年間150人以上の俳優を取材。アイドル、音楽、漫画、日本&韓国ドラマなどが好き。小6男児の子育て中。

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