【鈴鹿央士】が語る ドラマ『18/40 ~ふたりなら夢も恋も~』ー新しい自分をみせられそうな役柄ー

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モデル、俳優として存在感を発揮し、話題作への出演が続く鈴鹿央士さん。TBS系にて放送中のドラマ『18/40 ~ふたりなら夢も恋も~』について聞きました。

Profile
鈴鹿央士
すずか・おうじ 2000年1月11日生まれ、岡山県出身。近作は映画『ロストケア』、ドラマ「silent」「スイートモラトリアム」など。「MEN’S NON-NO」専属モデルとしても活躍。

ルックスも性格も今まで演じたことのない役に挑戦

 撮影中しこを踏み始めるなど、朗らかでハッピー、少年のようなピュアな存在感が印象的な鈴鹿さん。昨年大ブームを巻き起こしたドラマ「s ilent」やNetflixドラマ「君に届け」など、話題作への出演が絶えない。その彼の最新作は、TBS火曜ドラマ「18/40〜ふたりなら夢も恋も〜」。夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・有栖と、恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・瞳子が絆を築きながら、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるWラブストーリーだ。演じるのは、ダンサーを目指す大学生、黒澤祐馬役。有栖の家の近所に住み、恋の予感を感じさせるキャラクターだ。

「祐馬は自由を追い求めながら、人や物に対する感性がフラットな人。そして、人との距離感が近い人です。祐馬としては肉体的、物理的な距離、心の距離どちらも測らず自然体ですが、演じる僕自身は頭の中で距離感を意識して演じていきたいです。今回お芝居にプラスして、ダンスのレッスンもあります。ジャンルはヒップホップで、かっこいいが目指すところ。人生初のダンスなので難しいですが、役作りの大きな要素でもあるので、説得力を出せるよう頑張ります。有栖が祐馬のダンスを初めて見るシーンでは、有栖役の福原遥さんが『かっこよかったよ〜』って言ってくださり、ほっとしました(笑)」 

 大学に通いながら、妊娠を経て夢に向かう有栖と、自身も夢を追う祐馬。二人がどんな関係性を紡いでいくのか大きな見どころの一つだが、鈴鹿さん自身の理想の恋愛像と重なるところがあるという。

「一人一人が自立した人生を送っていく中で、二人が一緒になっていく。それが僕の理想というか、こういう恋愛いいな、素敵だなって思う形なんですけど、祐馬と有栖の関係性に重なります。有栖は自立していそうに見えても、社会的にすべてが安定しているわけではなく、祐馬が不安定な部分を手助けしていきます。フラフラしているように見える祐馬がどのように関わり合っていくのかも、しっかり演じたいです」 

 祐馬は今まで演じたことのない役柄で、また新しい自分を見せられると語る。

「茶髪でピアスをしている外見もですが、いわゆる陽キャラといわれる性格、そしてヒップホップのダンスでかつてないほど機敏な動きを見せます(笑)。今までも恋愛ドラマの経験はありますが、今回はさらに一歩踏み込んで、夢ややりたいことなど将来を考えるところ、パートナーとして一人の女性を支える部分、訳ありの部分など、見せ場がたくさんあるので楽しみにしてください」

カットソー¥75,900、ニットベスト¥144,100、デニム¥105,600、スニーカー¥107,800(すべてマルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス) アイウエア¥53,900(ラザール・ストゥディオ/グローブスペックス ストア) ソックス(スタイリスト私物)


火曜ドラマ
「18/40 ~ふたりなら夢も恋も~」

大学に入学し、夢を追い始めた18歳の妊婦の有栖ともうすぐ40歳で恋を後回しにしてきた瞳子の年の差を超えた絆とそれぞれの恋を描く。福原遥、深田恭子W主演作。TBS系にて毎週火曜夜10:00~放送中。

Photograph=Yutaro Yamane〈TRON〉 Styling=Yutaka AsakuraHair & Make-up=Kosuke Abe〈Traffic〉 Text=Miku Sugishima

※InRed2023年8月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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