30代からの海外留学!ライター黒田のデンマーク生活
Vol. 2「カルチャーショックを感じたこと」
執筆者:黒田英利
2.老若男女みんな編み物が好き?
こんなことをいうと「やらない人もいるよ!」と言われるかもしれませんが、長距離電車なんかに乗ると、結構な確率で編み物をしている人に出会います。私の学校でも編み物人口はとても多い!先生が話している時も編んでいて、怒られないのかと勝手に心配しましたが、編み物はいいみたいです(?)そんなローカルに影響を受けて他の国の子たちも編み物を始めるので、もうほぼ全員やっているといっても過言ではない。例に漏れず私も初心者向けと聞きクロシェ編みにトライしましたが、何度教えてもらっても失敗するので早々に退散しました…。
驚いたのはスカーフやキーホルダーのような小さい物だけでなく、カーディガンやグローブなど複雑な大物まで、みんなガシガシ編めること。編み物に限らずですが、ファストファッションの反動からか、自分で作る、自分で修理して大切に使う、そういったマインドが若者たちの中にあるのを感じて、いたく感心する日々です。
3.寒中水泳大好き!
英語で「Winter Bathing(ウィンターベイジング)」とみんな口々に言います。つまり、寒中水泳!修行のようなことを楽しそうにやるデンマーク人たちに「?」が止まりませんでした。ヨーロッパの他国出身者も、初めは「信じられない!」という反応。学校にはサウナがあるので、水風呂感覚なのかなと思いきや、サウナがなくてもやります、彼らは…!なんならサウナはおまけ的なノリ。若者の遊びというわけではなく、健康のためという感覚で広く愛されているようです。コペンハーゲン中心部の川沿いでやっている人たちを見かけることも。
この記事を書いた人
くろだ えり/大学卒業後、InRed編集部で10年エディターとして勤務し、2024年1月からデンマークでの生活をスタート。ライターとしてはまだまだ駆け出しですが、ミーハー魂で頑張ります!
Instagram:@erikuro21