【多部未華子】シースルーで夏の洒落見せ♡ インタビュー「私にとって伊勢丹はテーマパークのような存在」
執筆者:長嶺葉月
春夏アイテムで気になるのは大人っぽいピンクばかり
季節感がありながら、大人にふさわしい肌見せ、重ねれば着こなしをリフレッシュさせる万能さで、もはや夏ファッションに欠かせないシースルー。どのスタイリングも多部未華子さんの放つ透明感をより一層際立たせた。
「暖かくなると淡い色味を着たい気持ちが高まるので、白いキャミドレスに重ねたラベンダー色のシアーワンピースが私の中で印象に残っています。今年、集めたい色味のイメージにすごく近かった。黒のワンピに重ねた花の刺繍がちりばめられたシアードレスは、買い物に行った時にたまたま別のデザインで見かけたことがあって、『あ、可愛い』と思って見ていたんですよね。気になっていたアイテムだったので、今日着られてラッキーでした。個人的にシアー素材はトップスで取り入れることが多かったので、ドレスに重ねたり、スカートの一部分が透けているのがすごく新鮮で、アイテム選びや着こなし方次第でこんなにも使い勝手がいいものなんだと新発見。『なるほどなあ』と勉強にもなりました。シアー素材を取り入れるだけで、一気に季節を飛び越えられるので端境期にもぴったり」
ファッションでいうと、多部さんがプライベートで気になっているのは、今季のトレンドカラーでもある“ピンク”。
「春から引き続いてピンクのアイテムを少しずつ買い足しているところです。中でも帽子は着こなしのアクセントとして取り入れるつもり。ほんのりくすんだ大人っぽいピンクなので、白いシャツに合わせて着たいですね。買い物するのは大好きな伊勢丹がほとんどで、ピンクの帽子も3階、4階あたりを練り歩いている時に出合ったものです。私にとって伊勢丹はテーマパークのような存在で、買う目的がなくてもとりあえずブラブラするのが好き。子ども服を見て、おなかがすいたらレストラン街へ行って、帰りにデパ地下に立ち寄ったり……。伊勢丹にいることが癒やしの時間になっています(笑)。伊勢丹のディスプレイの変化で季節を感じるので、新しくなったらわざわざ見に行くくらいです。私の伊勢丹好きを受け継いでいるのか、最近子どももお買い物が好きみたいで(笑)。お出かけすると、お揃いのものをお土産に買ってきてくれるんです。この前は可愛いイルカのペンをくれました」
Model=Mikako Tabe Photograph=Yasuhisa Kikuch〈i Vale.〉
Styling=Makiko Iwata Hair & Make-up=Ayano Iwane
Interview & Text=Hazuki Nagamine
※InRed2025年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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