マンネリメイクはもう卒業!定番顔を一新するデイリーメイクのアップデート術
執筆者:InRed編集部
アイテムの更新と繊細テクで、メイクの洗練度や洒落感アップ
中川 チークやリップも、主張の強すぎないカラーのほうがいいんでしょうか?
中山 結局、顔の中にある色の延長線上のカラー、というところから外れないほうが、大人の立体感や血色の不足を自然に補って、失敗なく美しく見せてくれるんですよね。
山本 ミュートカラーを素敵に使いこなすコツは?メリハリのない、無難なメイクに落ち着く危険性もある中、どうやって洒落感を出していけばいいでしょうか?
中山 テクニック的に難しいことをする必要はないんですが、大人は特に、丁寧さだけは心がけるべき。肌と色、色と色の間にはっきりとした境目をつくらずうまく溶け合わせてあげるとか、まつ毛はダマにせずキレイにさばくとか。手をかけたディテールの処理がメイクの洗練度を高めてくれるし、それは清潔感や透明感、洒落感にもつながっていくものです。
山本 春新色の中にも、今回提案するミュートメイクにピッタリな素敵カラーが揃っていますが、新作コスメを取り入れることも、古くなった自己流メイクをリニューアルするには大事なことですよね。
中山 ワンシーズンに1つでもいいので、アイテムを変えてほしい!メーカーの努力で塗り心地や色持ちなどの質が向上しているのはもちろん、見た目が同じようなカラーでも、質感やニュアンスの違いで見え方が変わったりするもの。メイクの鮮度を保ちたいなら、アイテムを更新していくことは必須です。
中川 メイクが古く見えるのって、ずっと同じものを使っているケースが多いかも。
中山 置いて行かれないようにほどよくトレンドにアンテナを張って、自分にも見る人にも心地よいメイクを楽しんで。
ミュートアイにさりげない血色…これが新しいベーシックメイク!
使用したコスメ
右から:血色感のあるブリックブラウンで自然に陰影をプラス。ヴィセ ザ コントゥア カラー(パウダー) BR352 ¥990〈編集部調べ〉(コーセー・3/16発売)、ミュートマットと輝くグリッターでさりげなく立体アイに。ケイト ポッピングシルエットシャドウ BE-1 ¥1,540〈編集部調べ〉(カネボウ化粧品)、シアーで彩度をおさえたディープブラウン。モイステン リップドロップ 01 ¥3,300(セルヴォーク)
この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
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