【骨格診断メイク】ナチュラルタイプは、抜け感のあるメイクが似合う
骨格診断を基に、生まれ持った魅力を生かしたメイクを解説。ナチュラルタイプは、陰影や自然な血色が決め手!
教えてくれたのは……
ファッション・ビューティ コラムニスト/骨格診断アナリスト 棚田トモコさん
ファッション・美容ライターとして活躍する傍ら、骨格診断のディプロマを取得。培った知識と経験で、魅力を引き出すスタイルを提案。
素材の美しさを引き立てる、リラクシーなメイクが素敵
「骨格がしっかりしていてメリハリのある顔立ちなので、素材を生かし、ナチュラルに仕上げたメイクがもっとも魅力を引き立ててくれます。力の抜けた、無造作なスタイルでも洒落見えするタイプですが、肌の欠点や骨格由来の影が目立ちやすい傾向も。ベースメイクでアラを消し、フラットに整えることに力を入れると、よりあか抜けた印象にシフトできます。ポイントメイクには自然に血色を上げられる色を使い、マット寄りの質感で洗練度を高めて」(棚田さん)
使ったアイテムはコレ!
1.
肌悩みに対応したコンシーラーと繊細なハイライト、血色を仕込むブラッシュがイン。シームレス フェイス パレット 01 ¥6,490(セルヴォーク)
2.
ヘルシーさとモダンさを兼ね備えたオレンジ系のアイカラー、チークをセット。20th アニバーサリー アイ&ブラッシュ コンパクト 101 ¥11,000(スック・9/15限定発売)
3.
少し紫みを帯びたブラウンで、ふんわりあか抜け眉に。&be アイブロウマスカラ モーブブラウン ¥1,320(Clue)
4.
かすかに光を纏ったマットなベージュで洗練された唇に。カネボウ N-ルージュ 117 ¥4,400(カネボウインターナショナルDiv.)
HOW TO MAKE-UP
気になるアラをカモフラし、メイク映えする肌を作る
骨や筋が目立つので、アラが出やすい。ベースメイクは念入りに。毛穴やくすみは下地で、クマ、シミなどはコンシーラーで消去して。
<HOW TO>オレンジみのある1-Aを目頭下からのびるクマ影の上に、その下とまぶたの上に1-Bをのせ、指で叩いてなじませる。
くすみ感のあるオレンジで、目元の陰影を引き立てる
くすみ感があって肌なじみがいいオレンジをチョイス。ツヤやキラキラ感のないものがベター。凝ったことはせず、自然に陰影をつければOK。
<HOW TO>2-Aを指でアイホールに広げ、2-Bをチップで二重幅にぼかし重ねる。下まぶたにも5㎜幅くらいで薄く2-Bをのせる。
眉マスカラで毛流れ強調!フサッとした毛並み眉に
眉マスカラでフサフサな毛流れを強調。毛並みをしっかり見せることで作り込まないナチュラルな魅力が際立ち、まなざしの印象もアップ。
<HOW TO>3の余分なマスカラ液をオフし、毛流れに沿ってサラッと塗って全体の毛流れを整える。眉頭は上に塗り、立ち上げる。
マットなヌーディリップで、洗練された印象に仕上げる
マットなテクスチャーのヌーディリップで、自然に唇の美しさを強調する。輪郭はきっちりさせず、ラフめに仕上げるのが似合わせのコツ。
<HOW TO>ざっくりと輪郭を取りながらベージュリップ4をじか塗り。軽くティッシュオフして、ツヤをおさえつつ色落ちも防止。
撮影=柴田フミコ(モデル) ヘア&メイク=イワタユイナ スタイリング=永岡美夏 モデル=林田岬優 取材・文=山本葉子 イラスト=moeko
※InRed2023年10月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。