WELLNESS
からだの冷え、感染症……。妊婦の冬の備え、教えてください!【医師監修】
執筆者:InRed編集部
からだの冷えは女性の大敵。妊娠中の場合、冷えが母体に影響を及ぼすことはあるのでしょうか? また、冬はインフルエンザやコロナなどの感染症も特に気がかりです。産婦人科専門医の竹元葉先生に、妊娠中の冬の過ごし方について伺いました。
妊娠前から冷え性だった人は特に、冬の冷えに注意
―妊娠中にからだが冷えやすくなったり、妊娠前から冷え性だった人がひどくなったりすることはあるのでしょうか?
「妊娠によってからだが冷えやすくなるということはありません。妊娠前から冷え性だった場合も、悪化することはありませんが、冬は冷えを感じやすいでしょうね。冷えが母体に与える影響としては、ものすごくからだが冷えてしまうとお腹のハリを感じることがあります。また、なかなか分娩が進まないというケースも」(竹元先生)
―妊娠中にからだを冷やさないために、どんな工夫をしたらよいでしょうか?
「しめつけの少ない腹巻きをつけたり、冷えやすい部分にカイロをつけるなど一般的な冷え性対策が基本。カイロを使用する際には、低温やけどに注意してください。また、三陰交のツボを温めるのもおすすめ。内くるぶしから指4本分上、すねの筋肉と骨の境目にあるツボです」(竹元先生)
この記事を書いた人
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