【AMH検査って何?】ライフプランの設計にも役立つ!【妊活最前線】

執筆者:InRed編集部

最近話題の『AMH検査』。今後のライフプランの見立てにも活用できるので、妊娠を視野に入れるなら知っておくのがおすすめです。デメリットや費用など気になる疑問を深掘り!

教えてくれたのは…

岡田有香先生

岡田有香先生

グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長。2014年聖路加国際病院に入職、出産や不妊治療に関わる。2021年から杉山産婦人科でも不妊治療を学ぶ。妊活関連の情報をインスタグラムで発信中。
@dr.yuka_okada

『AMH検査』とは?

『AMH検査では、卵巣に卵子がどれくらい残っているかがわかるといわれています。AMH値が高いと卵巣内に卵胞がまだたくさんあり、低いと少なくなっていると予想するものですが、AMH値が低いからといって自然妊娠ができないわけではありません。妊娠可能な「期間」の指標なので、今後のライフプランの見立てに活用することができます。例えば、AMH値が低く、パートナーがいる場合は、なるべく早い妊活を、そうでないなら卵子凍結などの選択肢が考えられます。AMH値は、初潮年齢や月経周期の影響を受けるもので、個人差が大きいもの。年齢は目安にならないので、検査をすることで正しい数値を知ることができます。』(岡田先生)

Q. デメリットは? 体への負担はある?

A. 採血検査なので負担は特になし

採血をして1時間くらいで検査結果が出るので、あまり体への負担はないといえます。検査を受けた日に結果を受け取れるクリニックも。岡田先生のグレイス杉山クリニックSHIBUYAでは、検査結果をただ渡すだけではなく、今後どのようにプランを立てていけばいいのかアドバイスをもらえます。

Q. 費用は?

A. 6,000〜7,000円程度

AMH検査は手軽にできる検査なので、1万円以下で受けられることがほとんど。例えば東京都なら、「東京都プレコンセプションケアに係る取組」登録医療機関であれば、妊娠や出産前のヘルスチェックの各検査に助成金が出ます。気になる人は各自で調べてみましょう。

撮影=イマキイレカオリ スタイリング=河野素子 ヘア&メイク=NANA 取材・文=弓削桃代

※InRed2024年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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この記事を書いた人

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

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