【安田美沙子さん×医師対談】「子宮内膜症が不妊につながると思っていなかった」【妊活】
執筆者：InRed編集部
将来的に出産を希望するなら、現時点で不調はないかチェックを。不妊治療経験のある、タレントの安田美沙子さんの経験談を聞きながら、産婦人科医の岡田有香先生からアドバイスをもらいました。
対談したのはこのお二人!
タレント
安田美沙子さん
俳優、タレントとして活躍。現在は2児の母。趣味はランニングで、数々の大会に参加。食育インストラクター、健康食コーディネーターなどの資格を取得。
岡田有香先生
グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長。2014年聖路加国際病院に入職、出産や不妊治療に関わる。2021年から杉山産婦人科でも不妊治療を学ぶ。妊活関連の情報をインスタグラムで発信中。
＠dr.yuka_okada
今妊娠を考えていなくても
“自分の体をケア”しておくことが大切
安田：妊活中にやっておくといいことって何があるんでしょうか？ 私、本当に冷えがひどくて。子宮内膜症も冷えで悪化すると聞いていたので、温活はしていました。
岡田：温活いいですね。妊娠をするにあたって、冷えは体にとってよくはないですし、病気に関わってくることもあります。妊娠を考える方は、皆さんやっていいんじゃないかなと。あとは、葉酸や、着床不全を防ぐビタミンDを摂取することも大切ですね。
安田：葉酸摂っていました！でも、子宮内膜症が、まさか不妊につながるとは思わなかったので、もっと早く知りたかったですね。
岡田：意外と知らない人、多いかもしれません。ほかに、不妊につながる可能性のある疾患は、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどがあります。妊娠したから婦人科に行くのではなく、それより前に自分の体の状況を知るために、病院に行ってみることもおすすめしています。いわゆるプレコンチェックなどを受けると、妊娠に対する自分の意識が変わってくるはず。そういった意味でも、なんでも相談できるかかりつけ医を見つけることはすごく大事です。
安田：そうですよね。私は子宮内膜症があったから、20代半ば頃に 自分の信頼できる先生が見つかって。出産を考えたい時も相談できましたね。
岡田：婦人科のかかりつけ医は、女性のライフステージをまたいで付き合っていく病院になるので、皆さん、ぜひ探してみてください。最近は女医さんたちもSNSをやっていたりするので、見つけやすくなっていると思います。
この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに！美しく！ 」をテーマにしている雑誌『InRed（インレッド）』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
X：@InRed_tkj
Instagram：@inrededitor
