【おばたのお兄さん夫婦の妊活リアルストーリー】「会話を重ねて足並みを揃えることが重要」
執筆者:InRed編集部
妊活を経て子どもを授かった先輩夫婦に、夫婦での乗り越え方について聞いてみました。今回はおばたのお兄さん編です。
妻の気持ちに歩み寄るために、“自分から聞き出すこと”を意識
―妊活についての知識はどのように得ていましたか?
もともと僕も全然妊活について知識がなくて、妻が病院で先生から教えていただいたことを必ず聞くようにしていました。その際に意識をしていたのは、“どんなことをしてきたの?”“今日はどんな感じだった?”と自分から妻に詳しく聞くようにしていましたね。
―夫婦の向き合い方で大切なことはどんなことだと思いますか?
やっぱり、きちんと会話を重ねて足並みを揃えることが重要じゃないかな。話すのを待つのではなくて、自分から聞き出して歩み寄ることを意識していました。一緒にやってるよ、って思っている人はたくさんいると思うんですけど、それを伝えることが一番大事かな、と。男性がきちんと自分ごととして捉えないと、相手にも伝わらないと思うんです。
―女性側が理解しておくべきことはありますか?
僕は病院に行くのも検査をするのも恥ずかしさや不安などはなかったのですが、男性の中でもしかしたらプライドが邪魔して、妊活に対して億劫になる人もいるかも、と。「なかなか協力をしてくれない……」と落ち込む前に男性のそういう特性を知っておくと、変な勘違いが起こりにくいかもしれないですね。
おばたのお兄さんが教える! 夫婦円満に妊活を乗り越えるために大切なコト。
1 夫婦で寄り添いながら足並みをしっかり揃える
われ関せず、の状態が一番ツライと思うんです。夫婦でお互いに歩み寄って会話を重ねて、目線や足並みを揃えることが大事かな。
2 男はプライドの生きもの(笑)!女性はそれを理解して話し方を工夫してみて!
「男性的価値を否定された」と感じてしまう男性も少なくないらしいんです。それを意識するだけで受け手の印象が変わるかも。
妊活をスタートする人へメッセージ
「夫婦で言い合える関係性が一番!ライフプランの擦り合わせを大切に」
すぐに子どもがほしいのか、何人ほしいのか、など具体的なライフプランの擦り合わせが重要。夫婦でなんでも言い合える関係性が理想だと思います。
Profile:
お笑いタレント おばたのお兄さん
1988年生まれ。新潟県出身。アスリート芸人として活躍する傍ら、舞台やミュージカルでも活躍。2018年にフジテレビ・山﨑夕貴アナウンサーと結婚。不妊治療の末、第一子を授かる。
撮影=村松巨規 取材・文=渡辺麻衣子
※InRed2024年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。
KEYWORD
この記事を書いた人
「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。
Twitter:@InRed_tkj
Instagram:@inrededitor