InRed web

サイト内の記事を検索する

OSHI-KATSU

【道枝駿佑(なにわ男子)】「年齢を重ねるほどに感情の幅が広がっている」映画『君が最後に遺した歌』インタビュー

執筆者:杉嶋未来

感情の揺れ幅を楽しめることに自分の成長を感じる

 春人は、ただ優しいだけではなく、相手を思うがゆえの葛藤や迷いを抱えながら成長していく人物。抑えた表現の中に揺れ動く心をにじませる演技が求められた。

「プロデューサーの春名(慶)さんに言われたのは、前は人見知りだったけど、今は少し世慣れたねって(笑)。この現場では、自分なりにですけど、一生懸命話そうと思ったからか、以前より明るく話せるようになった気はします。『セカコイ』から3年でコミュニケーションが増えてうれしかったです。同時に、お芝居でも自分の感情の幅が広がってきていると感じました」

 その部分は、俳優としての成長と感じられるという。

「元々感情の幅が広い人間ではないのですが、年齢を重ねるほどに広がっている印象があります。お芝居って、その時に生まれるものや、その時に感じるものがあって。それは大事にやってきましたが、今は感情の揺れ幅の楽しさも見つけられるようになりました。それは今までにはなかった感覚というか、新たに見つかったものだと思います」

 春人と綾音の静かな愛情と、時間の積み重ねが紡ぐ物語。その想いは、観る者の胸にも残り続ける。

「僕にはまだ愛と恋の違いはわかりません。でもこの作品を通して感じたのは、恋ももちろんあるけれど、それ以上に、相手を思う気持ちや守りたいという感覚。それが愛なのかなって感じました」

この記事を書いた人

舞台の制作を経てライターへ。女性誌、インタビュー誌、劇場用パンフレットやwebサイトで音楽、映画、舞台、ドラマなどエンタメ系のインタビューやレポートを執筆。著書に『ぜんぶ! 海外ドラマ』がある。

記事一覧へ戻る

KEYWORD

SNS SHARE

  • facebook
  • x
  • hatenabookmark
  • LINE