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【Aぇ! group佐野晶哉】「うまく歌おうとするより“心でぶつかる”方を選んだ」映画『トリツカレ男』インタビュー
執筆者:杉嶋未来
“夢中になる”ことの純粋さを描く映画『トリツカレ男』の主人公の声を演じたAぇ! groupの佐野晶哉さんが、その生き方に共感し、“夢中”でいることの尊さ、そして飾らない素顔について語る。
ジュゼッペに共感し、心のままに声をのせた
作家・いしいしんじの同名小説をミュージカルアニメーション映画化した『トリツカレ男』。何かに夢中になると他が見えなくなる青年・ジュゼッペと孤独な風船売りのペチカの愛の物語だ。ジュゼッペを演じるのは、Aぇ! g roupの佐野晶哉さん。アイドルグループ活動、演技、舞台と幅広く活動する彼にとって、“夢中”は自身を映すキーワードだ。
「僕自身、何かを好きになるとすぐ“トリツカレる”タイプ。興味を持つとどっぷりハマって、関連するものを調べたり集めたりして。去年はカメラにハマって、気づいたら家中に増えていました(笑)」
役との共通点を見出した佐野さんは、ジュゼッペのまっすぐさを自然に表現することを意識した。
「絵のタッチが独特なので、声のトーンがリアルすぎても浮くし、アニメっぽすぎても嘘になる。ちょうどいい塩梅を見つけるのが本当に難しかったですね」
今作は歌唱にも挑戦。ミュージカル経験は豊富だが、声だけで感情を伝える難しさに向き合った。
「ペチカ役の上白石(萌歌)さんの歌を聴いた時、まっすぐで本当に素敵で。うまく歌おうとするより、“心でぶつかる”方を選びました。結果的にジュゼッペらしい歌になった気がします」
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