OSHI-KATSU
NiziU MAYA 初の描き下ろし絵本『まっしろなちょうちょ』発売!メンバーをイメージしたキャラも登場
執筆者:InRed編集部
あえて“余白”を残したエンディングと「自分らしさ」
――MAYAさんご自身は、物語を読むときハッピーエンドがお好きですか? それとも意外な結末がお好きですか?
「私は、自分で考察できるエンディングが好きです。『めでたしめでたし』と終わるより、『これから何が待っているか分からない』といった終わり方で、その後の展開を想像する時間がすごく好きです。今回の絵本でも、最後は主人公のナビがまた旅に出る形で終わらせました。その後の物語は、読んでいただいた皆さんに『ナビが今後どんな色になるのか』『どんな自分になっていくのか』を考えていただきたくて、あえて決めずに終わらせています。」
――主人公のナビは、MAYAさんご自身と重なる部分はありますか?
「そうですね。以前、自分が選んだ道が正解なのか分からなくなったり、『私って何色なんだろう、本当は何が好きなんだろう』と悩んでしまったりした時期がありました。でも今思えば、それも自分らしくいることの大切さを知るための良い経験だったなと感じています。ナビは私の分身のような、近い部分がある存在です。デザインも、何度もいろんな羽の形を描いて試行錯誤して、あの丸みを帯びた可愛い蝶々になりました。」
――Nizi Projectの時から「母性」のイメージがあるMAYAさんですが、ご自身ではどう感じていますか?
「よく『お母さん』と言われますし、メンバーにおせっかいを焼いてしまうこともあるので、そう見えるのかなとは思います。でも本当はおちゃめなことが大好きで、ふざけるのも好きなんです。デビュー当時は『お姉さんだし、しっかりしなきゃ』という気持ちが強くて葛藤もありましたが、最近はメンバーが『そのままでいいんだよ』と言ってくれるので、『あ、もう肩の荷を下ろしていいのかな』と思えるようになりました。しっかりした部分もおちゃめな部分も、どちらも自分らしいなと思えるようになっています。」

この記事を書いた人
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