OSHI-KATSU
【King & Prince】髙橋海人のクリエイティブ。北斎が教えてくれた「大胆で繊細な表現」
執筆者:杉嶋未来
King & Princeのメンバーとして、また俳優としても活躍の場を広げる髙橋海人さん。北斎の描く「大胆さと繊細さが同居した革新的な構成」に魅了されたという髙橋さん。ダンスを含めた自身の活動全体に影響を与えている、彼だけのアート論と、夢への現在地を熱く語ります。
Profile
髙橋海人
たかはし・かいと 1999年4月3日生まれ、神奈川県出身。King & Princeのメンバーとして活動。俳優としても活躍し、11月14日出演映画『君の顔では泣けない』が公開予定。
Question 1
タイムマシンがあったら、いつの時代に行って誰と会って何をしたいですか?
A.「葛飾北斎ですね。一緒に絵を描いたりしたいです。あと、手塚治虫さん。確か北斎に影響を受けているんですよね。北斎が生きていた時の話はこの作品で知ることができたので、没後に影響された人たちが、どこから影響されたのか、みたいなことがめっちゃ気になります」
Question 2
髙橋さんご自身は、北斎からどんな影響を受けましたか?
A.「色使いとか、構成の仕方がすごく魅力的なんです。一枚の絵の中に大胆なところと繊細なところ、動きのあるところが同居してる。今の漫画の技法で使われているようなものを、200年以上前の北斎がやっていた。本人もずっと絵を動かしたいって言っていたらしいです。そんな北斎だから、いろんなものを細かく見ていたと思うので、僕も人を感動させられる、パワフルな絵が描けたらいいなって思っています」
Question 3
絵を描くときはどんな音楽を聴きますか?また、普段はどんな環境・ツールで描いていますか?
A.「音楽を聴きながらは描かないかもしれない。雰囲気に絶対引っ張られるじゃないですか。その絵の世界に潜る感じで、集中しています。ツールは、普段はフォトショップやイラストレーターなどのソフトで描いたりしていますね」
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