OSHI-KATSU
【有村架純】インタビュー「人は一人では生きられない。必ず誰かがいて、自分の存在価値を確かめることができると思う」
執筆者:長嶺葉月
出演している映画『ブラック・ショーマン』が2025年9月12日公開した俳優・有村架純さんが、InRed10月号へ登場。今回演じた役を通して有村さん自身が感じたこと、そして作中で描かれる“真実”や“正義”というテーマについてお伺いしました。
PROFILE
ありむら・かすみ/1993年2月13日生まれ。兵庫県出身。映画『花束みたいな恋をした』で第45回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受賞。直近の出演作に、大河ドラマ「どうする家康」、ドラマ「海のはじまり」、Netflixドラマ「さよならのつづき」、映画『花まんま』などがある。
大人になるほど見えないものばかり。そこを見つめる作業を忘れずに
役を通して落とし込まれたのは、コミュニケーションの価値。
「踏み込みすぎても迷惑になることがあるし、踏み込まなければ気づけないこともある。何が正解かは分からないけれど、それでも人と関わることを“恐れないこと”が大事なんだと思います。人は一人では生きられない。必ず誰かがいて、自分の存在価値を確かめることができると思うんです。自分だけの物差しで判断してしまうのは、すごく危険な気がするんです。独りよがりになってしまうから」
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