【佐々木希インタビュー】「20代の頃も楽しかったけど、今、お芝居に対してまた違う楽しさを感じています」
執筆者:杉嶋未来
2025年1月からスタートするドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」について、主演を務める佐々木 希さんにインタビュー。
これまで演じたことのない、復讐に命を賭ける役に挑む
1月から、主演を務めるドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」がスタート。ひとつ屋根の下で繰り広げられる、復讐に命をかけた女と人の感情をもたない可憐で凶悪なモンスター女の壮絶な戦いを描くスリリングな復讐ドラマだ。
「私が演じる主人公、紗智子は、かつて自分の味方だと信じていた高校の後輩、麗奈に自分の父親を殺人者に仕立て上げられたうえに、罪をなすりつけられ殺されてしまいます。そして、自分自身も麗奈に殺されかけます。それから14年、紗智子は顔も過去もすべてを変えて、麗奈に復讐するために近づきます。なんとかベビーシッターとして入り込もうとしますが、ずっと麗奈に弄ばれてしまって、なかなかうまくいきません。本来復讐に向かない性格の紗智子が挫折と葛藤を繰り返しながら、復讐を果たすことができるのかというところが見どころになってくる新しい復讐劇ですね。基本的に麗奈とのシーンが多いので、撮影はずっと張り詰めた空気で、互いに次どう出るのか、常に心理戦なので、ひと息つける暇がありません。でも、日々勉強になっていますし、楽しいですね。私自身、紗智子のような感情は味わったことはないですし、過去にも演じたことのない役なので、すごく大きな挑戦になると思います」
近年、演じる役の幅を広げて、俳優業にも邁進中の佐々木さん。この役で見せてくれる新境地が楽しみだ。
「20代の時はモデルということもあって、きらびやかな役も結構演じさせてもらいました。その時ももちろん楽しかったんですけど、今、お芝居に対してまた違う楽しさを感じています。人間の奥深いところのお芝居ができるのが、すごく楽しいです。人のきれいな部分だけじゃないところを見つけて演じることは、大変な時もあるけど、わくわくします」
ドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」
学生時代、自分と家族を陥れた凶悪な女に近づくため、顔を変え、正体を隠し、復讐に燃える孤独な主人公の復讐劇を描く。共演は、渋谷凪咲、井上祐貴ら。1月14日より23:56〜TBSで放送。※一部地域をのぞく
©「地獄の果てまで連れていく」製作委員会
Model=Nozomi Sasaki
Photograph=YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)
Styling=Keiko Miyazawa(WHITNEY)
Hair & Make-up=Ai Inuki
Interview & Text=Miku Sugishima
※InRed2025年1月・2月合併号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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