web限定カットあり【吉岡里帆】映画『正体』インタビュー。「誰かに信じてもらえたことで、また誰かを信じられるようになる」
執筆者:長嶺葉月
初めての藤井組は温かさや強さ、まだ人に見せてない柔らかな部分までを引き出されるような経験
また、初めての藤井組での経験は、同じものづくりに携わる人間として、貴重な糧となり心を温めてくれた。
「先ほどの泣きのシーンをはじめ、藤井監督は納得がいくまで何度もテイクを重ねる方。本当に何度もお芝居をするんですが、その理由が藤井さんの中でとても明確だから、こちらも迷ったり疑うことなくお芝居に没頭できる。こんなに丁寧に役者と向き合ってくださるのかと感動しましたし、ここまで突き詰めるから心に刺さる描写や感動を生み出せる。役者の内面の深い部分にある、温かさや強さ、まだ人に見せてない柔らかな部分までを引き出されるような経験をしました」
映画『正体』
染井為人の原作小説を藤井道人監督が映画化。指名手配犯の343日間にわたる逃走劇を映し出す。出演:横浜流星、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之。11月29日(金)より全国ロードショー。
©2024 映画「正体」製作委員会
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よしおか・りほ/1993年1月15日生まれ。京都府出身。直近の出演作に配信ドラマ「忍びの家 House of Ninjas」、映画『怪物の木こり』『まる』、『トランスフォーマー/ONE』(吹き替え)など。今後、映画『九龍ジェネリックロマンス』、舞台『まつとおね』(2025年3月)、大河ドラマ「豊臣兄弟!」(2026年)を控える。
MODEL:RIHO YOSHIOKA
PHOTOGRAPH:YUMA KURAMOTO(Pygmy Company)
STYLING:MAKIKO IWATA
HAIR & MAKE-UP:TOMOE NAKAYAMA
INTERVIEW & TEXT :HAZUKI NAGAMINE
※InRed2024年12月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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