【SixTONES 京本大我】単独初主演映画『言えない秘密』の撮影秘話や作品への想いを語る
執筆者:杉嶋未来
俳優としての活躍も目覚ましく、映画『言えない秘密』で映画単独初主演を飾るSixTONESの京本大我さん。作品の見どころや撮影秘話などを聞きました。
profile
京本大我
きょうもと・たいが 1994年12月3日生まれ。SixTONESのメンバーとして活動中。ソ8月19日より主演舞台「モーツァルト!」が公演予定。
ピアノを初めて本格的に習って魔法みたいな瞬間を味わえた
京本大我さんが単独初主演を飾るのは、台湾の同名映画のリメイク『言えない秘密』。趣のある音楽大学を舞台に、音大生・湊人とどこか謎めいた雰囲気のある女性・雪乃が、ピアノを通して運命的な出逢いを果たす淡く切ないラブストーリーだ。
「脚本を読んだとき、台湾版とはいい意味で違って、日本版ならではの繊細さと、湊人と雪乃の関係性が儚く美しいと感じました。単独初主演映画として、この作品に関われることを光栄に思います」
演じる湊人は、ピアノの抜きん出た才能を持っているが、留学時にトラウマを抱える音大生。 「湊人は、等身大なザ・男の子という感じの子です。留学先で挫折していますが、役を演じる上で強調して演じていません。僕自身は大学に行っていないし、音大生でもないから、そのリアルさを追求するためにピアノの練習をしたくらいです」
今作でピアノの演奏に本格初挑戦。ソロはもちろん、雪乃を演じる古川琴音さんとの連弾シーンも見どころのひとつだ。
「僕のピアノは完全に独学で、軽く弾けるぐらいなので、撮影の3カ月前から練習させてもらいました。ペダルを踏むのが思った以上に大変で苦戦したんですけど、得るものが多かったです。僕はギターをやるので、ギターでセッションしたときもですけど、連弾することで、言葉じゃないものでギュッと縮まる、魔法みたいな瞬間を味わえました。ピアノを通して、わかり合えたり、打ちとけ合えるのが素敵だと思ったし、人と一緒に奏でる楽しさを学べました」
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