【なにわ男子 道枝駿佑】映画「青春18×2 君へと続く道」で得た大きな経験とは?
執筆者:杉嶋未来
話題作への出演が続いている、なにわ男子の道枝駿佑さん。最新作の映画『青春18×2 君へと続く道』のこと、演技にかける思い、プライベートのことまで語ってくれた。
profile
道枝駿佑
みちえだ・しゅんすけ 2002年7月25日生まれ、大阪府出身。アイドルグループ「なにわ男子」のメンバー。主演ドラマ「マルス-ゼロの革命-」をはじめ、俳優としても活躍する。
藤井監督のもと、刺激的で新鮮な気分を味わえた
「藤井監督の作品で、また監督にとって初の国際プロジェクトに参加させてもらえることは光栄でした。僕自身、海外に向けた作品に出演することが夢だったので、出演が決まってすごくうれしかったです」
『余命10年』『新聞記者』などの藤井道人とタッグを組んだ最新作『青春18×2 君へと続く道』についてこう語る道枝駿佑さん。本作は、日本と台湾、18年の歳月、距離と時を超えて、初恋の記憶をたどる旅を描くラブストーリー。日本と台湾の合作映画となる。主人公のジミーが、旅の道中、電車の中で出会う18歳の青年・幸次を演じた。
「幸次は、元気で明るく、愛らしさがある男の子だと思いました。人生一度きりだから思いっきり楽しみたいって自由ではあるけど、旅の目的もあって、大人な考えを持っていていいなって。演じる時は、幸次のように元気に自由でいようと意識していました」
今作のタイトル「18×2」のキーにもなっている“36歳”になったジミーが出会う“18歳”の青年、幸次。出演シーンは短いながらも、生きるエネルギーにあふれ、雪の中でジミーと雪合戦をする時の笑顔など鮮烈な印象を残す。
「雪合戦は、アドリブでやらせてもらってすごく楽しかったです。3月でも雪が深く積もっていて、移動するだけでも時間がかかりました。また、電車のシーンでは、本当に電車に乗って、各駅ごとに止まりながら撮影しました。ジミーさんとお別れするところは、電車が止まっている時間内で撮ったので、制限がある中での撮影でした。お芝居としても、刺激になりましたし、新鮮な気持ちも味わえました。いい緊張感の中、集中できました」
この記事を書いた人